1つのことを続けるための「3つのステップ」
最近出会う人に、「えいわ君って一つの事を続けられるのが、スゴイよね!」とよく言われる。
ぼく自身、そんな自覚はあんまりなかったが、周りがそういう風に思ってくれて嬉しかった。ありがとう。
こういう風に言ってくれるということは、多くの人が「続けられない」という悩みを持っているのかな?と思った。
そこで今日は、ぼくが一つのことを続けるためにやっている「3つの事」を紹介したい。
プロフィール
これまでの自分を振り返ってみた
「えいわ君は、なんで一つの事を継続できるの?」
最初に聞かれた時は、うまく答えられなかった。
というのも、ぼく自身、継続することが得意だと思っていなかったし、ほとんど無意識でやっている部分が大きかった。
そこで、自分が新しく始めようと思った時に、どういうことをやっていたのか振り返ってみた。
すると、ぼくがやってきたこと全てに3つの共通点があることがわかった。
今日は、その3つをこのnoteを読んでくれているあなたに共有したい。
読む上で、一つ注意してほしい。
ココに書いてあることは、「正解」じゃない。ヒントになることがあるかも知れないけど、正解ではない。ぜひ、思考を止めずに読み進めていって欲しい。(自己啓発本のを人生の正解だと思って、思考停止したまま結構な時間を消費したぼくからのアドバイス)
では、始めよう。
1つのことを続けるための「3つのステップ」
ぼくが、1つのことを継続するために実際に行っているステップは、次の3つ。(厳密には4つ)
それぞれ詳しくみていこう。
0. とりあえずやってみる
コレは、継続とは直接的に関係ないけど、ぼくが新しいことを始める上で結構大切にしていることだから、ステップ0として加えた。
もう出来ているよ!という人は読み飛ばしてほしい。
「とりあえずやってみよう」
新しいチャレンジができそうなことが目の前に現れた時、ぼくはいつもこう考える。
大学2年生までのぼくは、「超」保守的な人間だった。この部分についてはココでは深くは触れないが、当時はとにかく自分が知っている世界から出るのを嫌がっていた。
だけど、ある人からこんな話を耳にする。
「コンフォートゾーンから抜け出さないと、一生成長できないよ。」
グサッと刺さった。結構出血した。
と同時に、スゴく納得感があった。
自分が心地良いと感じる選択ばかりしてても視野は広がらない。これまでの自分の経験からそれは明らかだった。
「よし、これからはチャンスがあったら絶対に厳しい方を選ぶぞ!」
そう決意してからは、これまで「やらない理由」を探していたところを、「やるための理由」を探すようにした。
少しでもやってみたいと思ったということには、きっと何か意味がある。
明確な目的がなくても、まずはチャレンジしてみて欲しい。
1. とにかくハードルを下げる
「とりあえずやってみよう!」と決意し、新しいことにチャレンジし始めたあなたが、これからそれを継続していくために次にやるべきこと。
それは、「とにかくハードルを下げる」ということだ。
続けられずにやめてしまう人の失敗パターンとして多いのが、最初からハードルを高く設定しすぎること。
例えば、英単語を覚える時に、失敗する人は「毎日100単語覚える!」という目標設定をしてしまう。これは、絶対に続かない。
いきなりこういう目標の立て方をする人は、3日後には単語帳すら開いていない。
ぼくも経験同じ目標を立ててやったことがあるからわかるが、毎日100単語は結構キツイ。毎日しっかりとした時間を確保できれば話は別だが、日によって時間が取れない日が必ず出てくる。
そうやって続けられない要因が出てきた時に、「今日は時間が取れなかったからしょうがない、明日200個覚えよう。」こうなったら、いよいよおしまいだ。
1日100個で続かなかった人に、200個なんてほとんど拷問だ。
つまり、何がいいたいのか。
ぼくが言いたいのは、「人は楽をしたい生き物」だということだ。
だから、その特性を理解した上で行動目標を設定する必要がある。
俺はそうじゃない!私はそうじゃない!と思うかも知れないが、諦めよう。(ぼくも、20年粘ってようやく折れた。)
そこで、ぼくがやっているのが、「とにかくハードルを下げる」という方法だ。
さっき例で、英単語を覚えたい!と思ってぼくが始めたとすると、ぼくがたてる目標はこうだ。
「毎日単語帳を開く」
こいつバカだ。と思ったあなた。
正解。ぼくはバカなのだ。だけど、この目標をたてれば、ぼくは確実に3週間は続けられる。
この目標の立て方のいいところは、やらないといけないことがに対して、ストレスを感じにくくなることにある。
毎日100個覚えないといけないと思っていると、単語帳を開くという行為そのものにストレスを感じるようになり、結果的にそもそも単語帳を開かないという日が生まれてしまう。
継続が命の英語学習において、それは致命的だし、なによりせっかく始めたのにスゴくもったいない。
だから、ぼくの目標のたてかたをバカだと思ったあなたにこそ、一度この方法を試して欲しい。
ビックリするぐらい続けられるから。
2. 目的を明確にする
「とりあえずやってみる」→「とにかくハードルを下げる」
ココまで、忠実に実行してくれたあなたはに、次に待ち構えている難関。
それは、「モチベーションが続かない」という壁だ。
これは、多くの人が抱える問題だろう。ぼく自身、何度もモチベーションがなくなって色々なことをやめてしまった。
一時期、そんなことが続く時期があり、流石に悩んだ。
なんでモチベーションが続かないんだろう?
悩んだ結果、1つの答えにたどり着いた。
「学んだことを使う未来が想像できないからだ」と。
プログラミングを例に、もう少し詳しく説明しよう。
プログラミングで稼ぎたいと思って勉強を始めた人の9割は、途中で嫌になってやめてしまう。
途中でやめてしまう9割の人たちと、実際に自分の力で稼ぐまでやり抜く人たち。両者に能力的に大きな差はない。
その差は何か?それは、勉強したことを使って「何ができるのか」を考えながら学んでいるかどうかだけだ。
なぜ、自分はそれを学ぶのか?
その知識を使って、自分は何を成し遂げたいのか?
コレを、絶対にブラしてはいけない。
目的を明確に持つことで、モチベーションに左右されず続けることができる。
そもそも、モチベーションは「可変である」ということを覚えておこう。モチベーションが高い時期があれば、必ず落ちる時期が来る。
そんな不確実なものに左右されないためにも、明確な目的を設定して欲しい。
(「とりあえずやってみる」というステップの前に、目的を明確にしておくのが理想ではある。だけど、個人的にはそこで無駄な時間を使うより、とりあえずやってみて、向き不向きを判断することに時間を使ったほうがいいと思う。そして、それが向いていて本当にやりたいと思った時に、その先どう続けていくかを考えるほうがイイと言うのがぼくの意見だ。)
3. マニュアル化する
「とりあえずやってみる」→「とにかくハードルを下げる」→「目的を明確にする」
正直ココまで続けられたら、勝利は近い。
その勝利をより確実にするために、ステップ3。「マニュアル化する」という方法を紹介したい。
目的が明確になれば、モチベーションが下がっても続けられるようになる。
とはいっても、ぼくもあなたも人間。必ずどこかで飽きてくる瞬間が来る。
そこで、「マニュアル化」が大きな力を発揮する。
ぼくは今、Instagramの運用をしている。
毎日投稿しているから、1日10枚。1週間で70枚。1ヶ月で300枚の投稿を作らないといけない。これが、ホントに面倒くさい。
正直やめたくなるときもあるし、毎日投稿を放棄したくなる日だってある。
だけど、今日まで6ヶ月以上毎日投稿を続けられいる。スライドでいうと、1800枚だ。(デザインの仕事をしている人ならわかると思うが、割と本気で1800枚はキツイ。)
そんな面倒くさい事を6ヶ月も続けられている理由は、ただ1つ。
作業を全て「マニュアル化」していっているからだ。
Instagramの運用は、投稿が完了したら終わりというわけではない。投稿スライドの作成以外にも、以下のような作業が必要になる。
こんな作業を、もうかれこれ10ヶ月ぐらい続けている。
ぼくは、これらの作業をどの時間帯に、どれくらいの時間をかけて行うのかを、明確に決めている。
こういう風に、何をいつまでに終わらせれば毎日投稿を継続できるか計画し、マニュアル化する。
もちろん、それぞれの作業の手順もマニュアル化していく。
マニュアル化する上でのポイントが、3つある。
1つ目は、やらないといけないことを、頭を使う作業と、使わない作業に分けること。頭を使う作業を集中力が高い午前中に持ってくることで、計画が後日にずれ込むことを防げる。
2つ目は、絶対に続けられるような時間配分でマニュアル化すること。「自分はもっと早くできる」と思ってタイトな計画を立てがちだが、その日の気分によって普段より時間がかかってしまうこともあるため、余裕を持った時間設定をする事をおすすめしたい。
3つ目は、成長をとめないマニュアルにすること。マニュアルというと、頭を使わずにひたすらやるとことだと思われがちだが、そうではない。必ず自分の頭を使って考える時間もマニュアルに入れて欲しい。SNSの運用だと、数値分析がそこにあたる。数値からなにが読み取れるのか、そしてその数値からどんな仮説が立てられるのか。そこを突き詰めることで、自分自身の成長につながる。
マニュアル化する上で、ぜひこの3つは意識してみて欲しい。
最後に
今日はかなり長くなったが、コレがぼくが継続できる秘訣だ。
ぼくは何をするにしても、必ずこの3つのステップを大切にしている。
Instagramの運用ではコレがうまくハマり、6ヶ月毎日投稿でフォロワー5000人を達成した。
最初にも言ったが、コレが正解ということではない。あくまで、一例として捉えて欲しい。
とは言いつつも、一度ダマされたと思ってやってみて欲しい。
これまで、何をやっても続けられなかった人でも、きっと3週間は最低でも続けられると思う。
3週間続けば、ことんどのことは「習慣」になると言われている。
ぜひあなたも継続できる人になっていこう。
14日目、クリア。