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50代起業家の理想と現実

50代の起業は増えているのか

さて、起業して丸6年が過ぎようとしている1月、法人3期目を半年過ぎたところです。

50代で起業する人の増加について具体的な統計データは見つかりませんでしたが、FNNプライムオンラインを参照すると、2023年に全国で新たに設立された法人の代表者の平均年齢は48.4歳と過去最高を記録し、起業年齢の高齢化が進んでいる実態があります。私も、その年に60歳を手前に法人化しました。平均年齢を釣り上げていますね(笑)

2018年のゴールデンウィークに会社を辞めて起業すると決意。とりあえずセミナーを1本作って販売することに決めます。けれど、どんなテーマでセミナーをつくるのかは全く決まっていません。会社員として10年間働いていましたが、セミナーがどういうものかさえ分かっていませんし、人前でしゃべったことすら一度もありません。普段の仕事でPCを使いこなしていたわけでもないのでITスキルはゼロに等しいという情けないものでした。

中身については後から考えればいい!とにかく「会社をやめて起業する!」という決意だけしました。54歳の春のことです。

私のところに起業の相談の来られる人もおおむね50代で、相談内容は以下の3点に絞られます。

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