感動を越えるもの #1
聖地リバプール
午前7時。疲労感と満腹感そして大きな希望と供に、ロンドン・ヒースロー空港に到着した。
エリザベス・ラインでヒースロー空港のあるロンドン郊外からロンドン市内へと向かった。車窓からは、何の変哲もない住宅街が見られた。
天気はどんより曇り空。イングランドへ来たことをまた実感した。
London Euston駅からLiverpool Lime Street駅へ。
リバプール到着はロンドンを出発して約2時間半後のお昼12時。
さあ、着いたぜ!
自分自身の青春が詰まっていると言っても過言ではない街。
翌日テストがあるにも関わらず夜通し試合を見ていたこと、南野選手が電撃移籍をした翌日にはクラスメイトとやばいやばいと騒ぎあったこと。もちろん初めて自腹で買ったユニホームもリバプール。
と、振り返って見るとフットボールいや、リバプールはある意味生活の一部となっていた。
“いつか行きたいなー”と漠然と思い抱いていた土地だった。
駅を出るとそこには“あいつ”のお出迎えがあった。
“あいつ”とは、まさに初めて自腹で買ったネーム付きユニホームの選手。
“トレント・アレクサンダー・アーノルド”だ。
アカデミー出身、18歳からスタメン、イングランド代表、数々のビッグタイトルを獲得、高精度キック。惚れた理由を挙げればきりがない。
間違いなく、高校時代の自分自身にとってのアイドルの1人だ。
予期せぬmyアイドルのお出迎えによって、喜び上限を大幅に超えていた。
楽し過ぎる!
一歩一歩、歩くことでリバプールという街への理解が深まっていく。
欧州1ヶ月旅、1発目の都市はリバプール。この選択に間違いはなかった。
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