インデックスファンドからロシア株が除外!詳細を解説!
こんにちは。
本日は、ロシア株の株式指数からの除外が相次いでいるという話をしていきます。
今回のロシアによるウクライナ侵攻を受けてロシアの株価指数やロシアの通貨であるルーブルは暴落しました。
全世界株式や新興国株式を保有している人の中には、不安になった人も多いのではないでしょうか。
そんな中、さまざまな全世界株式指数や新興国株式指数からロシア株が除外されることとなりました。
例えば、人気の投資信託である「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」という指数に連動しています 。
こういった指数には、先進国だけでなく、中国やロシアなどの新興国も含まれています。
そして、こういったファンドは、今回のように時代の流れや情勢の変化に合わせて、組み入れの割合を自動的に調整してくれます。
しかし、今回のロシア株の暴落でもこれらの指数に与えた影響は実は、それほど大きくありません。
元々全世界株式指数と新興国株式指数のロシアの組み入れ割合は、
全世界株式が「約0.3%」、新興国株式指数が「約4.0%」です。
このように、先進国などの情勢によるリスクの低い国には、多くの割合が組み入れられているので、しっかりと分散が効いていることも理解できるでしょう。
つみたてNISAなどで、投資信託の積み立てを行なっている人は、過度に不安になることなく、淡々と積み立てを続けていきましょう。