見出し画像

岐阜市立女子短期大学将来構想はその後どうなったのか?

2024年2月16日に「岐阜市立女子短期大学将来構想委員会とは?」

という記事を掲載した。

第1回岐阜市立女子短期大学将来構想委員会(令和5年7月21日)
議題:岐阜市立女子短期大学の現状等

第2回岐阜市立女子短期大学将来構想委員会(令和5年8月29日)
議題:別学・共学のあり方

第3回岐阜市立女子短期大学将来構想委員会(令和5年10月17日)
議題:4 年制ニーズへの対応

第4回岐阜市立女子短期大学将来構想委員会(令和5年11月27日)
議題:提供する学問分野のあり方

第5回岐阜市立女子短期大学将来構想委員会(令和5年12月25日)
議題:答申骨子案

第6回岐阜市立女子短期大学将来構想委員会(令和6年1月26日)
議題:答申案

という6回の委員会を経て、2024(令和6)年2月8日、
共学化・四年制大学化そして大学院設置までを岐阜市に期待する
という答申がなされたことを記載した。

岐阜市HP 岐阜市立女子短期大学将来構想委員会による答申

その答申から約1年。その後の動きを確認してみた。


岐阜市立女子短期大学将来構想委員会は廃止

2024(令和6)年4月1日に廃止されている

岐阜市立新大学基本計画に関する検討状況

2024(令和6)年9月27日に岐阜市から、
「岐阜市立女子短期大学将来構想(令和6年3月)に基づき、岐阜市立新大学基本計画の策定に向けて、検討を進めています。」
という発表がされた。

その内容は以下の通り、

〇新大学の教育研究分野として、将来構想に基づき、経営系分野を新設するとともに、既存のデザイン分野やデータサイエンス教育を高度化しつつ、デジタル人材育成に係る国の政策動向も踏まえ、デザイン情報系分野を置き、これら2分野を軸とすることが考えうる。
〇同時に、地域の産業界などのステークホルダー、高校や市民との関わり方などの幅広い視点から、新大学の全体像を検討していくことが重要。

2024(令和6)年9月 岐阜市企画部公表資料
2024(令和6)年9月 岐阜市企画部公表資料

上記に関連する情報としては、日にちは遡るが
浅野まさき岐阜市議会議員のXにて、岐阜新聞・中日新聞の記事が確認できた。
その記事によると
”基本計画を2025年中ころまでに策定する方針”
”市中心部への移転の可能性も一つ”

とのこと。

2024(令和6)年9月28日以降の情報は皆無

その後、岐阜市のHP、各新聞社などからの情報が見られない。
議会などでの議論はあるだろうが、約5か月公式な情報は公表されていないことになる。

公立大学だから充足するという考えは、
近い将来通用しなくなることが目に見える中、
”岐阜市立新大学”
がどのような魅力を持った大学となるのか、期待したい。

いいなと思ったら応援しよう!