ジョブシャドウイング体験レポート
当法人が運営する特別養護老人ホーム秋桜では、『半日職場体験プログラム"ジョブシャドウイング”』を一年を通して実施しています。
ジョブシャドウイングとは、働いている人に影のようにつきそい、仕事の内容や職場の様子を観察する事です。
今回、介護職の経験がない広報職員の私が、ジョブシャドウイングを体験させていただきました!
・9:00~9:30 開始挨拶・法人概要説明・書類(誓約書、研究シート)記入
・9:30~12:30 ジョブシャドウイング体験
・12:30~13:00 まとめ・質疑応答
という流れで、体験をさせていただきます。
今回は、特別養護老人ホーム秋桜の海の家のユニットリーダー、石井さんにご協力いただきました!
1.誓約書記入
誓約書に記入をすることから体験スタートです。
2.トイレ介助
まずはトイレ介助。ひとりひとり丁寧に、かつ手際よく介助やオムツ交換をされていました。このユニットの入居者さんは、日中は全員オムツではなくトイレ介助での排泄ができるのがちょっとした自慢だそう!
3.介助の合間の仕事
介助の合間にもやることはたくさん!
洗濯やコップの消毒、記録などなどたくさんの仕事があります。
記録をつける際は、特に何事もなかった日でも「最後までむせずに食事がとれた」など何も問題なかったということをきちんと記録するよう心掛けているそうです。
4.食事の準備
そして、お昼にむけて食事の準備!
コップ・スプーンなどは入居者さんごとに名前がついているので、間違えないようにおぼんに並べていきます。
また、食事の際の飲み物にはとろみをつけておきます!
5.昼食・食事介助
皆さんお待ちかねのお昼ご飯!今日のメニューは
・ご飯
・チキンステーキ
・ほうれん草と卵のソテー
・しば漬け
・コンソメスープ
でした!美味しそう☺
自分で食事をとるのが難しい入居者さんは、食事介助をします。
まずはとろみ付きのジュースで水分補給から。
ジュースは甘くて飲みやすいため、積極的に口を開けてくれていましたが、ご飯は少し時間がかかるようでした。
利用者さんのペースに合わせてゆっくり食事介助をすることも大事ですが、食事にかけられる時間は限られているため、急ぎながらも丁寧な介助をされていました。
ここで体験終了!
海の家の皆さん、石井さん、ご協力いただきありがとうございました。
6.印象に残ったこと
最後に、半日ジョブシャドウイング体験をしてみて、印象に残ったことをまとめてみました!
●とにかく声掛け!!
介助をしてもらうことが申し訳ないと謝っている入居者さんには「大丈夫ですよ~!迷惑だなんてとんでもないです!」と優しく笑顔で安心してもらえるような声をかけ、なにかする際には毎回〇〇さん!椅子動かしますよ~など、具体的な声掛けをしていました。また、トイレに行く際は、「トイレ行きましょう」だと嫌がってついてきてくれない入居者さんもいるため、「ちょっと一緒にお散歩しましょう」などの声かけで席を立ってもらうといった工夫もされているそうです。
●できることを奪わない
入居者さんがどこまで自分でできるのかをしっかり見極め、できることを奪わない介護をされていました。車椅子での移動は、押してあげたほうがかかる時間としては早いけれど、自分で進める入居者さんには時間をかけてでも自分で動いてもらったり、几帳面で手先が器用な入居者さんには、洗濯物やおしぼりをたたむなどのちょっとした仕事をお手伝いしてもらうことでやりがいを感じてもらうなど、それぞれのできることを見つけてやってもらっていました。
様々なことに気を配らなくてはならず、ずっと動きっぱなしでとても大変そうでしたが、入居者さん達を笑顔にできるとても素敵なお仕事だと思いました。
介護のお仕事に興味があるけど、未経験なので不安…まずは仕事内容を見てみたい…という方は是非一度、ジョブシャドウイング体験をしてみませんか?
お申込みはこちらから!
https://www.eishunkai.or.jp/recruit/briefing-session/