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独学で英語勉強:効果的でないリスニング方法

リスニングを上達させるための注意すべきポイント

リスニングスキルを向上させるためには、適切な方法を選ぶことが重要です。以下では、リスニングを上達させるために、効果が期待できない方法とその理由を説明します。(効果的なリスニングについてはこちらに書いています)

1. 聞き流し

: バックグラウンドで音声を流しながら、他の作業をしている。

理由: 聞き流しはリスニングの集中力を欠き、音声の内容やニュアンスを把握する能力を低下させます。リスニング練習には、音声に集中し、積極的に耳を傾けることが必要です。音声の内容を深く理解するためには、意識的なリスニングが求められます。

2. 字幕や翻訳に頼りすぎる

: 映画やドラマを視聴する際に、常に字幕や翻訳を参照する。

理由: 字幕や翻訳に依存すると、音声だけで情報を理解する力が育ちません。リスニングの効果を最大限にするためには、できるだけ字幕を見ずに音声に集中することが重要です。字幕に頼りすぎると、リスニングスキルが向上しにくくなります。

3. 難しすぎる素材を使用する

: 自分のレベルを超えた高度な英語素材を選んでリスニングする。

理由: 自分のレベルを超えた素材は、理解が困難でストレスを感じやすく、逆効果になることがあります。リスニングの練習は、理解可能な範囲から徐々にレベルを上げていくことが効果的です。自分のレベルに合った素材を選ぶことで、リスニング力を無理なく向上させることができます。

4. 目的が不明確なリスニング

: ただ漫然と音声を聞くだけで、具体的な学習目標や意図がない。

理由: リスニングの目的や目標が不明確だと、効率的な学習ができません。目標を設定し、内容を確認することで、リスニング練習の成果を上げることができます。具体的な目的を持ってリスニング練習を行うことで、より効果的なスキルアップが可能です。

5. 一度だけ聞く

: 一度音声を聞いた後、再度聞くことなく次に進む。

理由: 一度だけ聞くのでは、リズムやイントネーション、細かなニュアンスを把握するのが難しいです。繰り返し聞くことで、内容の理解が深まり、リスニングスキルが向上します。繰り返し音声を聞くことで、理解が定着しやすくなります。

6. 正しいリスニングテクニックの欠如

: 単に音声を聞くだけで、発音、リズム、イントネーションなどに注目しない。

理由: リスニングには、音声の発音やリズム、イントネーションなどの要素を意識的に捉えることが重要です。これらの要素に注意を払わないと、リスニングスキルの向上が妨げられます。音声の細かな要素に注目することで、より自然な理解力を身につけることができます。

結論

リスニングの効果を最大限に引き出すためには、上記のような効果的でない方法を避け、多様な音声素材を利用し、集中して聞き、リスニング目標を設定することが重要です。自分に合った方法でリスニング練習を行うことで、英語の理解力を効果的に向上させることができます。

一番大切なこと
リスニング練習では、聞いてすぐに意味が理解できるレベルの素材を選ぶことが重要です。リスニング中に何度も翻訳しなければ内容が理解できない場合、その音声素材はレベルが合っていないと言えます。負担が大きすぎるため、効果的な学習にはなりにくいです。自分の理解力に合った素材を使うことで、スムーズに理解が進み、効率的にリスニングスキルを向上させることができます。


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