『ターナー日記』の邦訳②第二章~第三章
二章
1991年9月18日。昨日までの二日間は喜劇的な大失敗だったが、今日はほとんど悲劇に変わっちまった。昨日は俺がたたき起こされてから、何をするべきかを話し合った。最初に合意したのは、武器を手に入れてからもっといい隠れ家をみつけることだった。
俺たちの部隊は――第四部隊――このアパートを必要になったときに利用するために約六か月前に偽名で借りた。(銀行口座を開設するときのように入居人ごとのソーシャルセキュリティナンバーを警察に届け出るように家主に義務付ける新法を犯すことに