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小雪(りんごと番茶) 移ろいゆく水と花

一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第九十五回目の『小雪』、emmyからのお手紙です。



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Mayuさん、こんにちは!

なかなか寒くならなかったのに突然寒くなって冬着を着込んだ次の日にびっくりするくらい暖かくなったりと、定まらないお天気が続いていますが体調崩されたりしていませんか?


前回のいけばなでは
ガラスの器とコスモスの薄い花びらが儚げでとても素敵でした。
秋の風は「白風」なのですね。
寒さで吐く息が白くなる様子が思い浮かびます。


さて、今回は『小雪』。
23日の今日は勤労感謝の日。もとは新嘗祭という、労働を労い豊穣を祝う日として定められた行事でした。
冬本番に入る前の備えの意味でもあるのでしょうか。


実りの多いこの時期に合わせるドリンクは、スモーキーな香りの京番茶に、りんごとフルーツトマト、ディル、アクセントに赤ワインビネガーを取り入れました。



酸味と果実感がふくよかに香り、

ディルのニュアンスのある風味とワインビネガーが心地よくまとまります。


ガーリックやペッパーなどが効いた前菜やパスタなどにも合いそう。







いつのまにかばたばたと年末の気配が近づくこの頃ですがMayuさんもきっとお忙しくお過ごしの事と思います。

どうか温かいものでも食べてご自愛くださいね。


それではまた!


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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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emmy
MayuArai

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