中国「警察拠点」を捜索 警視庁公安部 持続化給付金詐取容疑で女2人を書類送検(産経新聞)
海外警察拠点とは、中国の各自治体の警察が他国に設置した「在外中国人向け警察署」の事。
表では在外中国人の運転免許更新の支援などをしていますが、実態としては中国政府による中国人監視機関拠点になっています。
表向きの理由も含めて、こうした「在外警察署」の設置は他国の領土主権と司法主権の重大な侵害にあたり、領事関係に関するウィーン条約に違反する行為です。
中国の人権侵害問題に詳しい団体Safeguard Defendersによる報告書
110 Overseas
Patrol and Persuade
報告書の原文は下記のリンクからダウンロード出来ます。
110 Overseasの11ページには、今回の事件で問題となった拠点の情報が載っており、秋葉原にある拠点は福州市が設置したとわかります。
また110 Overseasの後に出た報告書Patrol And Persuadeの6ページには、新たに存在が発覚した「在外警察署」の情報が載っており、「具体的な場所は不明」としながらも、南通市が設置した拠点が日本にあるという事がわかります。