ポストカード集め(その3)
「春の花」
アンリ・ファンタン=ラトゥール
2019年に東京で開催された巡回企画展「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」で購入しました。バレル・コレクションとは、スコットランドのグラスゴーにて海運業で成功した実業家、ウィリアム・バレル氏が集めた作品の事。
品がある美しい花が特徴のファンタン=ラトゥール氏の作品です。
「牡丹睡猫」
速水御舟
牡丹の前でお昼寝をしている白猫。
牡丹が猫ちゃんを優しく見守っている気がします。
可憐な花と可愛らしい猫が印象的ですね。
「熊野皇大神社天井画」
デビット・スタンリー・ヒューエット
こちらのポストカードは、熊野皇大神社に関するクラウドファンディングの支援のお返しとして頂いたものです。
ヒューエット氏は軽井沢を拠点に活動されている在日米国人美術家。
日本と日本文化への敬意と理解が深く、熊野皇大神社から新社殿建設にあたって作品作成を依頼されたとの事です。
題名は「献身」で、日本神話の弟橘姫(オトタチバナヒメ)が日本武尊(ヤマトタケルノミコト)に示した献身的な愛が由来。
「The Court Of Wick Pippin」
William Hooker
青森県のリンゴ栽培は明治8年(1875年)から始まりました。
そのおよそ60年前に描かれたリンゴの絵がこちら。
英国原産のリンゴで、植物画を描いていた画家の作品です。
「Puddings & Pastry」(The Book Of Household Managementより)
Isabella Beeton
料理や家事に関した著書で知られている英国のビートン夫人の本より。
タルト、パイなどのデザートが描かれています。
お客様が来た時やクリスマスでの集まりで食べていたのでしょうか。
当時ではタルトやパイなどは至福の一時を味わうご馳走でした。