娘の相談《マウントをとってくる友達》
大学生の長女は、大学の社交ダンスのクラブに入っている。
同じ学年の女子が4人。
どうやら、そのうちの一人の女子に、ずっとマウントをとられるらしい。
バイト先の給料を聞かれて答えては、バカにされ、
就職先についての考えを聞かれて答えては、自分はもっといいところを考えていると言われ。
ダンスの大会の順位で、自分が上位だった話を何回もされるらしい。
娘は、何度もそんなことを言わないでと伝えたらしいけど、やめてもらえないらしい。
話を聞いていて、ふと思った。
マウントをとってこられるのは、
自分も相手に対して、マウントをとろうとしているのではないの?
マウントをとるまででもなくても、
相手に対して、嫉妬や引け目を感じでいるのでは?
娘にそう聞いてみたら、そうだと言う。
社交ダンスの中でも、その子とは、種目が同じ。ライバルなのだ。
娘がその子と戦う精神だから、その子も対抗意識を持ってくるんだと思った。
私は誰とも戦わないから、誰かに勝ちたいとかも、思わない。
それはそれでラクなんだけど、
娘はまだまだ、いろいろな経験を積むとき。
存分に戦ったらいいんじゃないかと思った。
ただ、嫉妬心はあまりよくないので、そこの所の対処法だけ伝えてあげた。
嫉妬心が芽生えるということは、
自分にも同じ事を達成できる可能性があるからだよ。
そして、周りにそれを達成している人がいるということは、
自分もそれを達成できる可能性が高い所に身を置いているということ。
余裕の心で、
友達の成功を喜び、
「次は私の番だ」
そう思えばいいよ。と。
娘よ、がんばれ!