ポッドキャスト 2023
まだまだ続くポッドキャスト
2022年4月、勉強の合間にいたずら書きしたシュールなイラストから、面白いかもね!と手芸仲間であり、私の良き友であるきょうこりんとなんとなーく始めたポッドキャスト、
『きょうこりんと姉御のそんなんいえやん』。
シュールすぎるイラストをプロの手で素敵なロゴにしてもらい、二人の興味のおもむくままにテーマを決め配信を始めました。世の中のポッドキャストが約1年位で終わりを迎えるらしい(?)なか、それでもなんとなーく2年続いています。ふたりの心のよりどころ?ではないけれど、楽しいことは間違いないです。最近は、仕事や大学の忙しさに配信スケジュールを守れないながらも、なんと4月で3年目に突入します。
3人のゲストを迎えたシーズン3 まずは、もっちりんださん再登場
去年の秋から始まったシーズン3では、いろんなゲストの方に登場してもらいました。まずは、シーズン1でお世話になったもっちりんださん。
X(ツイッター)では、@mochieyとしてフォロワーを集めるもっちさんは、アメリカ在住の日本語の先生です。シーズン3のエピソードは、もっちさんがコンサートにいらしたトロントで対面録音をさせていただきました。
このポッドキャストでも初めての試み。マイクを前にちょっとしたスタジオ気分で始まった録音は合間にお食事したりと、とても楽しい時間でした。もっちさんゲスト回の3エピソードは、こちらのリンクからどうぞ。
人生の大先輩、とてもチャーミングな船坂まりさん
きょうこりんは同志社女子大学卒業生。トロント同志社会で知り合った船坂まりさんを紹介してくれました。晩餐会でまりさんのすばらしい発言を耳にしたきょうこりん、これはぜひお話を聞いてみなければ!とインタビュー録音をアレンジしてくれました。トロント同志社会の川尻さんにもお手伝い頂き、私たちのポッドキャスト録音は、まりさんの可愛らしいシニアアパートメントで実現しました。
昭和19年、太平洋戦争真っ只中に同志社女子専門学校を卒業されたまりさん。戦時下、キリスト教の教えをもとに女子教育を行っていた学校には様々な圧力や規制がかかっていたそうです。そんな困難を乗り越えて、当時では最先端である女子教育を受けて卒業されたまりさんは、運命の人、後のご主人に出会います。
商事会社駐在員の妻として生活された、香港やカナダに滞在中のエピソードは盛りだくさん。何事も、明るく前向きに取り組まれるまりさんとご主人の二人三脚、駐在員生活ものがたり。お二人の人柄が伝わってくる数々のお話は、ポッドキャストでぜひ聴いてみてください。2023年で100歳を迎えられたまりさん、お話も人一倍お上手です。
新潟愛が全身からにじみ出る、着物美人プオポロひろこさん
トロントでお着物を着た美人といえば、プオポロひろこさん。実は、私ときょうこりんが参加していた手芸イベントにも度々足を運んでくださった、手芸つながりのお母さん友達でもあります。子育て傍ら始めた着付け教室が、いまでは一大ビジネスに発展し、「トロント+着物=ひろこさん」と完全な方程式が出来上がるほど、着物ビジネスを成功させているビジネスウーマンでもあります。
そして、ひろこさんといえば、新潟県。新潟県出身のひろこさんは、現在、トロント新潟県人会の会長でもあります。新潟出身の著名人や新潟県産の物産など、歴史、文化、地域産業と幅広い興味をもって、様々な活動を精力的にされています。ポッドキャストでも、亀田製菓から北前船まで、豊富な知識で楽しいお話をしてくれました。
実は、ひろこさんは着付けや着物レンタルだけでなく、着物から派生する多くのビジネスにも取り組んでいます。着物に絡む時代考証や衣装制作など、ひろこさんの知識は、映像制作などでも活かされ、2019年トロントで撮影されたストリーミングプロダクション、『Age of Samurai』でもご一緒させていただきました。
さて、こんなシーズン3もあと少しで終わりです。春からは心機一転、新しいテーマや話題でさらに配信を続けて行きたいと思います。おばさん二人のなんでもないおしゃべりですが、運転中や家事のお供に、お付き合いいただけると嬉しいです。
Photos on this article: © Eiko Kawabe Brown