スライムってどうして固まるの?
4月からの自粛期間中、娘がハマったのが「スライム」。
スライムなんて触るの小学生以来!あの何とも言えないぬるぬる感はたまりません。
スライムを作るには、洗濯のりとホウ砂を混ぜて作るのですが...
どうして、ゲル状になるの?
気になったので調べてみました。
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スライムの歴史はそんなに古くはなくて、1976年にアメリカのおもちゃメーカーが作って販売し始めたのが始まりと言われています。
洗濯のりとホウ砂を混ぜて作るスライムは、1985年に科学教育国際会議で日本に紹介され理科教材として広まりました。
洗濯のりは100円ショップ、ホウ砂はドラッグストアで購入できます。(ホウ酸と重曹を混ぜてもできます)
4%のホウ砂溶液を作って
洗濯のりと水を(2:3)になるように混ぜて
ホウ砂溶液と洗濯のり溶液を1:2になるように混ぜて
割り箸で混ぜていきます
家ではこんなことできないので、ホウ砂1袋(5g)を50 mLのお湯に混ぜて洗濯のりといい具合になるように混ぜる。
って感じで作りました。
でも、どうして洗濯のりとホウ砂でゲル化するんでしょう?
洗濯のりの主成分はポリビニルアルコール(PVA)と言って、長い鎖に分子が1500〜2000個くらい繋がった高分子です。
化学式で書くとこんな感じ。
(走り書きですが...)
もう一つの材料のホウ砂というのは、四ホウ酸ナトリウム。
で、水に溶けると加水分解を起こして、ホウ酸イオンをつくります。
それを混ぜると、PVAの鎖と鎖の間にホウ酸イオンが入り込んで、水素結合(酸素原子Oと水素原子Hがゆるーくくっつく)を作ってゲル化するということ。
(ひどい...OとHが引き合うのを点線で描いています)
ゲル化ってよくわからないのですが、これであのぬるぬる感が楽しめるらしいです。
何だか少しモヤモヤした感じですが、ホウ酸イオンがPVA分子をゆるーくつなぎとめているイメージをしておきます。
ちなみに、この結合は酸(お酢とかクエン酸とか)を加えると壊れてしまうので、また元のシャバシャバ水に戻るらしいです。
今度試してみよう!
それでは、また!
こちらの記事を参考にさせていただきました。