記事一覧
noteは書きやすくて好きだったのですが、より記事のクォリティーを重視したものを作りたいと思い立ち、科学ブログも併用していくことにしました。こちらでも研究室でも使える知識を発信していきます!
https://eiko-lab.com/
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シークエンスを出す人は知らなきゃいけない?!「サンガー法」とは?
生命科学系研究者のえいこです。生命科学をやっている人なら一度は出したことはある「シークエンス」。構築したプラスミドの配列が正しいかどうか?ゲノム編集した部分がきちんとゲノム編集されているかどうか?など目では見えない塩基配列を解析する時には「シークエンスに出す」は常識ですよね。
その「シークエンス」、どうやって「読まれているか」ご存知ですか?きちんと説明できますか?実はその「シークエンス」は大学の
2021年note書き初め〜去年の振り返り、今年の抱負〜
いつの間にか2020年が終わり、2021年が始まりました。noteのお題企画「#note書き初め」に乗っかって、去年の振り返りと今年の抱負について簡単にまとめていきます。
2020年やったこと振り返り2020年2月22日に「超初心者がプログラミングの勉強を始めました」と言うタイトルで、統計ソフトにも使われる"R"の勉強を宣言して始めました。研究者として働く一方、2児の母をしながらなので朝早く起き
【ImageJ】ImageJマクロを使ってみる
生命科学系研究者のえいこです。今回は、ImageJのマクロを使ってみようと思います。「マクロ」というとバグったり、動かなくなったりするのではないか?という不安があってなかなか触ったことがない人が多いのではないかと思います。私もそんなマクロ嫌いの一人でした。
しかし、マクロの組み方を知っているだけで仕事の効率がめちゃくちゃ良くなる、できることの幅が広がるなどのメリットが大きすぎたので、これを機会に
「正立顕微鏡」と「倒立顕微鏡」の違い
生命科学系研究者のえいこです。顕微鏡のことってどれくらいご存知ですか?研究室には、位相差顕微鏡、蛍光顕微鏡、共焦点顕微鏡、実体顕微鏡...などなど様々な顕微鏡があるのではないかと思います。
それぞれの顕微鏡についてきちんと説明できる方はどれくらいいらっしゃるでしょう?研究者にとっては常識的なことかもしれませんが、研究室に配属されたばかりの学生さんにとっては分からないことばかりなのではないでしょう
【ImageJ】16bitの画像を8bitに変換する時に気をつけるべきこと
生命科学系研究者のえいこです。先週からImageJで勉強したことをチョコチョコまとめていくことを始めました。並行して統計検定の勉強もしているのですが、統計検定を受けるのはまだまだ先なので、すぐに知識が仕事に応用できるImageJの勉強を優先しています。
前回の記事では、「画像データ=数値データ」であることを勉強しました。画像の各ピクセルに数値が割り当てられていて、その数値はビット深度に依存する、
「凍結切片」と「パラフィン切片」の違い
生命科学の分野はとても幅広いので、微生物を扱う人、細胞を扱う人、動物を扱う人、PCで生命現象を解析する人など様々だと思います。私は大学4年生の時はもっぱら微生物と戯れていて細胞なんて扱ったことはなかったし、大学院では動物と戯れる日々でした。
そんな動物と戯れている人たちにお届けする今回の記事は、『「凍結切片」と「パラフィン切片」の違い』です。私は大学院時代も今までもずーっと「凍結切片」ばかり作製
【ImageJ】画像データは数値データ?
生命科学系研究者のえいこです。画像解析の勉強を本格的に始めようと思って、ImageJを使って基礎の「キ」から始めています。勉強したことを、週一回投稿を目指していきたいと思っています。
今回は「画像データとは?」。ImageJを開くと画像がRGB画像だとか32bitだとか書いてありますよね?いざ、解析しようとしてネットなどで調べてみると、「8bitに変換してから解析します」と書かれていたり...
【統計の勉強】箱ひげ図ってどうやって読み取るの?
最近の科学系の論文では、ただの棒グラフにエラーバーをつけたグラフは「NG」という風潮になりつつあります。その代わりに「箱ひげ図」が使われるケースが多くなっていますね。棒グラフが表すのは「平均」と「データのばらつき(標準偏差・標準誤差)」だったのに対して、箱ひげ図って何を表しているの?その見方を知らない人は多いのではないでしょうか?
今回は統計検定2級を勉強する中で学んだ「箱ひげ図」の見方について