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「昭和の焼きめし 食堂のおばちゃん」を読んで

のんびり週末は読書一択。

というわけで今日読んだのは「昭和の焼きめし 食堂のおばちゃん」。

安定の「食堂のおばちゃんシリーズ」。もう14巻目ですって。店の常連さんの名前が出てくる都度、「久しぶりですね」と声をかけたくなるくらいの親近感。

いろいろトラブルはあるけれど、この作品中では基本的に悪人はいないので、ココロ穏やかに読むことが出来ます。ヘンな輩は一子さんが毅然とした態度で一喝するしねえ。

長く客商売をすると人を見る目がつくのか、あるいは人生経験に裏打ちされるのか、おばちゃんたちの人を見る目の確かさには毎回頭が下がります(フィクションだろうと言われたらそれまでですが)。私だってそこそこいろんな経験をしているはずなのに、未だに人を見る目は節穴なので、どうしたらそれが身に付くのか教えてもらいたい(切実)。

そして今回も美味しそうな料理が次々と登場します。そこまで手が込んでいるものではなく、十分に家庭でも再現できそうなレシピも満載。このシリーズを読む都度、「ああっ、私もちゃんとやらねば・・・」と反省するところまでコミの安定の作品でした。ごちそうさまでした!

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