横浜山手西洋館を歩く (其の壱)/山手イタリア山庭園
魅力的な街、横浜。
次から次へと行きたいところが目白押しの横浜。
絵になる街、横浜。
私は、そんな横浜が大好きだ。
真夏のような暑さを逃れて、今日もまた横浜へ。
外国人居留地を訪ねてのぶらり散歩。
今回は、石川町から程近い山手イタリア山庭園を目指した。
ここには、建物として『外交官の家』と『ブラフ18番館』があり、イタリア様式の庭園があり、ベイブリッジやみなとみらい、マリンタワーも見渡せる眺望の良いロケーションだ。
2つの建物とも別の地に建てられ、この地に移築されたそうだ。
訪問日:2024/6/8(土)
🔶ブラフ18番館
「ブラフ」(Bluff)とは、「切り立った崖・岬」という意味で、明治時代に外国人居留地となった横浜山手が崖の上にあったためブラフと呼ぶようになり、この場所の旧地名が「山手居留地18番」のため、「ブラフ18番館」と名付けられたそうです。
詳しくは下記をご覧ください。
室内をざざっと見て回ろう!
せっかくなので、庭園をぷらぷらするとしよう。
🔶外交官の家
明治の外交官内田定槌氏の邸宅を移築・復元したそうである。
内田氏は九州小倉出身で東京帝大卒業後、ブラジル公使、スェーデン公使、トルコ大使を歴任された方。
海外での駐在年数が長く、渋谷南平台に建てられた邸宅では、住宅としてだけでなく、外交官という立場から頻繁に多くの来賓を招いて晩餐会が催されていたようです。
詳しくは下記をどうぞ。
建物裏側に回り、入館。
ふたつの建物と庭園を周り、少し疲れた。
ここらで、併設のカフェで休憩タイムとしよう。
暑かったので、ビールをいただくとしよう。
イタリア山庭園なので拘ってイタリア産ビール。
しかしながら、イタリアビールというのは珍しい。
このデザインオシャレですよね。
いかにもイタリアっぽい。
水のようにさらっとした呑み口でクイっと喉を通ってしまう心地良さだ。
すこ~し、気持ちよくなってきたところで、山手イタリア山庭園を後にした。
久々にかた焼きそばが食べたくなった。
これは中華街を目指すしかない。
初見となるが、『楽園』というお店に行ってみよう!
大通りを進んで行ったら、ようやく右側に看板が見えた!
人並みを掻き分け掻き分け、ようやく辿り着いたが、
なんとなんと、『休憩中』の貼紙。
おうおうにして、こんなもんだ。
2時半ともなれば、仕方のないことだ。
それでは、数ある中でもトップクラスの『萬珍樓』に飛び込んでみよう。
GWの時は、予約でいっぱいだったが、一か八かだ。
なんと、ウェイティングが2組だけ。
運が良い。
サービスのお茶を頂き、待つこと5分くらいで無事にランチを預かることに。
🔶ランチタイム
イタリアビールでうがいしてきたので、
ここは紹興酒をホットでザラメ、レモンスライスでいただくとしよう。
これは、現役時、台湾出身の社員から教わった呑み方だ。
紹興酒の独特の香りも好きなのだが、ザラメで酸味が抑えられ、レモンを絞ることで不思議と丸味が出るのだ。
特に冬の寒い日などに身体を温めるには、お薦めの呑み方。
暑い日にも身体を全身を暖めてくれるので、滋養強壮にもお薦め。
かた焼きそばは、2種あり。
太麺になるとの説明。
細麵のかた焼きを所望していたので、ここでかた焼きは諦め、唯一細麺の黄ニラ焼きそばに。
相方は、お試しで太麺の海鮮やきそばを注文。
実食!
黄ニラ焼きそばは、もやし多目にニラ、錦糸卵が乗ったシンプルな焼きそば。
味付けは、イギリス発のAIソースと思われる。
醤油とも違い、さっぱりしていて色付きが良く塩味が抑えられている風味だ。
海鮮やきそばは、想像していたごん太の麺ではなく、お裾分けして貰ったところ、食味がよく、海老、ホタテ、野菜もたくさん入ってボリュームたっぷりの逸品だ。
しまった、こっちにしておくべきだった。(>_<)
紹興酒をオカワリし、かなり良い気分に。^_^
まだ、時間も早い。
山下公園をぶらついてから帰るとしよう!
会計を済ませ、山下公園に向かう。
🔶山下公園
快晴に誘われ、ここも凄い人出だ。
広々と開けていて、とても気持ちが良い。
反対側の埠頭に目をやると、そこに大型客船が。
これは外国籍船舶に違いない。
折角なので、近くまで寄って拝んでくることに。
Celebrity MILLENNIUM
イタリアにほど近いマルタ共和国籍の大型客船。
日本1周の旅の出航を待っているところだった。
色目といい、単純にカッコイイ。
横浜山手西洋館を歩き(其の壱)はこれにて終了です。
引き続いて、其の弐、其の参と続きますのでお越し頂ければ幸いです。
最後まで、お付き合いいただき、有難うございました。