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房総の旅は、いまいずこ(後編)

 眠い目をこすりながら、朝食を取る。
ケン「おはよう!いやーよく寝た。」
騒音発生装置は、朝から元気だ。

一同「いいよなー、ノーテンキで。」

ケン「ご迷惑おかけしました。
この借りはどこかで穴埋めしますよ。」


さぁ~て、今日もあっちこっち行くよ。

前編はこちら。



 旅を再開する前に、前編でご紹介したしおさいさんの新記事が投稿されましたのでご覧ください。

収穫期までもう少しのところまで来ているようですが、天候不順と害虫にご苦労され、農薬の安全性についても書かれてますので、是非、目を通していただき、スキ、コメント頂ければと思います。


宿を8時に出発し、30分も走っただろうか。

🔶誕生寺たんじょうじ


出典:HPより引用

千葉県鴨川市小湊にある、日蓮宗大本山の仏教寺院。
山号は小湊山。
鎌倉時代の1276年(建治2年)10月、日蓮の弟子日家が日蓮の生家跡に高光山日蓮誕生寺として建立したのが始まりである。

出典:Wikipediaより引用

日蓮上人の誕生については、次のことが言い伝えとして残っています。

日蓮聖人が生まれたのは、1222年(貞応元)2月16日、小湊片海の天津小湊という漁村でした。
この時の不思議な出来事として、浜辺に泉が湧き出し産湯に使われた「誕生水」、時ならぬ時に浜辺に青蓮華が咲いた「蓮華ケ渕」、海面に大小の鯛の群れが集まった「妙の浦」が伝えられています。

鯛は深海に生息する魚で、浅瀬で見ることは通常ありません。
この鯛の不思議な行動に驚いた地元の漁民たちは、それ以降この近海に住む鯛を日蓮聖人の化身として大切にしてきました。
妙の浦では鯛は禁漁となっています。)

AIによる検索


日蓮上人にまつわる伝説のうち、鯛については有名で大正時代に土地の銘菓として「鯛せんべい」が作られたようです。

下記は、「元祖 鯛焼煎餅」を継承される鎌田製菓です。
たまたまなのですが、私の元勤務先のOGが嫁入りした先なんですよ。



出典:ちば観光ナビより引用


出典:ちば観光ナビより引用


出典:ちば観光ナビより引用


因みに、日蓮上人が亡くなられたのは「池上本門寺」です。
popoさんが以前書かれてましたので、ご覧くださいね。

popoさんは猛暑の中でも着物姿で出かける見上げたプロ意識の持ち主だ。

popo「プロではありませんよ。私がやってるのは、着物生活普及活動、日本文化を保存する大事な活動なんです。」

E「大変失礼しました。ところで、深夜にnote記事見たり、書いたり創作活動してますけど、いつ寝てるんですか?」

popo「やり始めたらやめられません。気がつけば、朝方なんです。」

E「まるで、か◯ぱえびせんじゃないですか?」

popo「わたし、か◯ぱえびせんよりたこ焼き好きなんですよ!」




はてさて、お寺さん詣でも済んだので次に向かおう。

🔶豊乃鶴酒造

出典:HPより引用

千葉県にある手作りで少量生産の酒造りをし父母と従業員による少人数の酒蔵です。
豊乃鶴酒造は天明年間(1781~89年頃に創業、大多喜は、徳川四天王の1人本多忠勝が大多喜城を築城した歴史を持つ町です。

房総の小江戸とも言われ特に蔵のある地区は城下町の面影を残し、江戸時代から変わらぬたたずまいを残す建物が点在し、昔を偲ばせています。
古くから伝わるお酒の特徴は辛口のお酒ですが、さらりとし、すっきりとした後味は、何杯も飲め、飲み飽きしないお酒です。
仕込み量を小さくすることで「旨みがありながら、綺麗な酒質」を実現しています。
豊乃鶴酒造煙突、酒造工場、酒造酒蔵、酒造主屋、精米所及び貯蔵庫、酒造店舗店舗の6施設が国の有形文化財に登録されております。

出典:HPより引用

こちらも創業から240年と歴史があり、現在の経営者は17代目で自らも杜氏をされ伝統の味を守り少量生産、品質重視の良いお酒を造っている。

ここでも皆、良さげなお酒を買い込んだ。
しかしながら、電車で帰るの忘れて結構な荷物の重さになってきた。


🔶チバニアン

市原市のパンフ
かなり見難い😅


今から4年半ほど前、世界的に認められた地層がここにあります。

誕生から46億年という長い歴史を持つ地球は、いくつもの時代に分けられています。
恐竜がいたジュラ紀白亜紀などが有名です。
ほとんどの時代はすでに名前が決まっていますが、まだ決まっていない時代もあります。

地球の時代を分けるとき、生物の出現や絶滅など地球規模の大きな出来事を示す化石が使われてきました。
最近では地磁気の逆転が起こった時期もあわせて使われています。

千葉県市原市田淵にある地層は、一番新しい地磁気逆転の記録が世界で最もよく残っているため、令和2年1月、時代を分ける境界がよくわかる地層として、世界的に認められました。

このことにより、いままで名前がなかった約77万4千年前から12万9千年前までの時代がラテン語で「千葉の時代」を意味する「チバニアン」と呼ばれることになりました。
日本の地名にちなんだ名前が地質年代につけられることは初めての快挙です。

出典:千葉県HPより引用


出典:千葉県HPより引用


市原市田淵の養老川沿い
にある「千葉セクション」
出典:Wikipediaより


チバニアンとカラブリアン
の時代境界を示すゴールデンスパイク
出典:Wikipediaより引用



まだ先になりますが、ガイダンス施設、遊歩道が2026年には完成予定なので、整備されるとぐっと来場する人が増えるかもしれませんね。



🔶一久美いくみ

我々は酒好きでもあるけど、蕎麦好きでもあります。
そんな訳で、お蕎麦屋さんで打ち上げだ。

ざるそば、鴨そば、天婦羅ざると好みが分かれた。


あれ?
折角の美味しいお蕎麦だったのに、全くの撮り忘れ、困ったもんです。

さぁ~て、シメのそばも美味しくいただいたし、帰り道を急ごうじゃないか!

こうして、姉ヶ崎駅まで電車組4人を届けてもらい、最終、東京駅で解散となった。


おしまい。

🔶編集後記

 ここまで、前編、後編にわたり長々と書いて来ましたけど、何か気が付きませんか?
ヒントは、この二つです。

1、タイトル「房総の旅は、いまいずこ」
「いまいずこ」って変じゃないですか?
かつてはあったけど、いまはどうしちゃったんだろう?とか、どこに消えちゃったんだろ?という意味ですよね。
そう、勘の良い人はもうお気づきですよね。

まだの人、次のヒントです。
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2、画像が全て借り物

そうです。もう、気がつきましたか?


答えは、ハッシュタグを見てください。

そ、そうなんです。

「妄想の旅」
だったんです。
2編に渡り、黙っていてごめんなさい。う~っ、心が痛い~。

皆さん、まんまと乗っかって頂きありがとうございました。
心の声(前編のコメント欄で我慢するの大変だった。💦💦💦)

尚、前編にも「妄想旅行」のハッシュタグをつけてましたけど、どなたも気づかずここまでやって来ました。


では、タネ明かし(いいわけ)をします。

実は、予定していたのは9月2日(月)からの1泊旅でした。
今年の春先から半年も掛けて入念に打ち合わせし計画組みをしました。

ところが8月最終週に日本を襲った台風10号、コヤツがとんでもなく大きな勢力との予報だった為、8月27日には中止の決断をしなければならず、泣く泣く宿へ中止延期の連絡を致しました。

そんな訳で、2編に渡る記事は計画に基づく「房総への妄想旅」でした。
折角、事細かに計画を組んだにも関わらず実施出来なかったので、勿体ないと思い書かせて頂きました。

ただ、この計画は生きていますので来冬から春の時期に同じメンバーで
実施しようと思っております。
その時、またお付き合い頂ければと思います。

長々とお付き合いいただき、本当ににありがとうございました。

あ〜スッキリした。😂




#妄想旅行 #一度は行きたいあの場所 #誕生寺 #チバニアン
#千葉房総 #なんのはなしですか #賑やかし帯 #鴨川 #市原

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