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新時代の雇用不安|終身雇用制度の事実上の崩壊

前回記事の続きです。

前回の記事では、ゆとりある老後を過ごすためには、月々15万円以上が不足すると述べましたが、なぜこんなにも不足するのでしょうか?多くの方が親世代を見て、悠々自適な老後を想像しますが、自分たちの時代には何が変わっているのでしょうか。

終身雇用制度の事実上の崩壊

かつての日本では終身雇用や年功序列が当たり前で、安定した雇用と収入の増加、そして退職金が老後の安心につながっていました。しかし、今日では経団連の会長やトヨタの会長が終身雇用の継続が難しいと発言しているように、経済界のトップも雇用の不安定さを認識しています。

実際に、早期退職制度や役職定年、そして定年後の再雇用での給与減額などが増えています。副業を許可する企業も増え、収入源の多様化が推奨されています。さらに、企業の寿命が短くなり、かつては稀だった大企業の倒産も現実のものとなっています。これらの変化は、一生同じ会社で働くという保証が以前ほどには得られない現代の状況を反映しています。

このような変動する雇用環境の中で、私たちはどのように生きていけばよいのでしょうか?現代の働き方やキャリアの積み重ね方をどう見直すべきでしょうか?

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