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アルティーリ千葉第5節 対富山グラウジーズ見どころ


注目ポイント

 私の考える一番の注目ポイントは、HCダビー・ゴメスとAC高原純平。この組み合わせは、それなりにワクワクするものがあるのです。

・HCダビー・ゴメス

 ベンチ前での大きなアクションでブースターを魅了した前滋賀レイクスHCのダビー・ゴメス。時には熱くなりすぎて、テクニカルファウルを取られてしまうことが多い。

 テクニカルファウルとは別のエピソードとして、先週の山形戦ゲーム1のこと。山形の3ポイント攻勢で107ー78で負けたゲーム終了直後、山形の石川HCと握手する際の出来事。内容はわからないが、物凄い剣幕で自分の思いを山形の石川HCにぶつけている姿がバスケットライブで確認できた。乱闘でも起きるのではと思ってしまったぐらいの物凄い形相で、バスケットライブの解説の人は「詳細はわからないが、明日のゲーム2では絶対に勝つからな、今日みたいに3ポイントは撃たせないからなみたいなことをいっているのではないか」とトラブルではなさそうな感じで言っていました。
 要は、「絶対にお返しすっからな」ということを言っていたのでしょうね。
 実際、ゲーム2では山形に対しての対策が効いたのか64ー88で富山が勝利したので今となっては納得できる話である。

・AC高原純平

 元青森ワッツHC。昨シーズン途中で、ヘッドコーチ契約書における禁止事項への抵触があったとして青森ワッツのHCを突然、解任されてしまった。詳細はわからないがあまりにも突然のことで結構驚いた。
 というのも、昨シーズンアルティーリ千葉は56勝4敗、うち1敗がこの高原純平HCが率いた青森ワッツだった。アルティーリは、ブランドン・アシュリーがロスターをはずれ、木田貴明がDNPで戦力が十分ではなかったが、アルティーリ千葉はターンオーバーからの失点が響き、81対78と僅差で敗れる。

 青森ワッツはPG池田佑一の8アシストを中心としたパトリック・アウダの30得点、イージェイ・モンゴメリーの19リバウンドの活躍。

・HCダビー・ゴメス+AC高原純平=?

 一応、ここまでの富山の試合も数試合バスケットライブでチェックはしたのだが、この2人の組み合わせが、対アルティーリでどういう戦略でくるのかが気になる所である。アルティーリの選手はほぼ昨シーズンと同じ。新加入のトレイ・ポーターと長谷川もB2にいた選手であり、ある程度の対策はしてくるだろう。

 それに富山は既存の選手、新加入の選手といったすでにおなじみの実力プレイーヤーが、まあ本当にそろっているね。フィジカルもそれぞれ強そうな所も恐い。

いわゆるエフォートとハードワーク、それとUBUNTU
 対するアルティーリ千葉は、ポートアリーナの圧倒的なホームの空気を活かし、前半から強いエナジーで飛ばしていくはず。後半、スタミナ勝負に持ち込みたいところで、相手のペース配分に揺さぶられることなく、アタックの回数を増やし続けていくことが大事。ディフェンスで相手のポイントを防いだ直後は、必ず得点する。得点した後は防ぐ。バスケはこの繰り返し。
 トレイ・ポーターの状態が気になるところで、もしも出場できなかったら、それはもう仕方がないことなので、チーム全体でお互いにカバーしなければならない。アシュリーとパードンの負担を抑えるためにも、長谷川、鶴田を含めてプレー時間をシェアしていく必要があるだろう。

 UBUNTU!

おまけ

 ダビー・ゴメスとアンドレ・レマニス、両HCのベンチでの動きも注目。おそらく土日の2試合で、1回はベンチに対してテクニカルファウルが発生すると思われ。

 とにかく言えることは、このアルティーリ千葉と富山グラウジーズの対戦は、実際に組み合ってみないとわからない所が一番のポイントでしょうね。


あ〜るてぃーり〜、おーえーお〜!

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栄春
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