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通訳のお仕事 2023

少しずつ、こんなことをしています。こういうことならできます。
という仕事紹介をしてみます。

今日は通訳関係の仕事についてです。

実際、「そのようなことはあまりやったことないんですけれど。。。」と思うようなチャレンジングなお仕事をくださる勇気あるお客様もいらっしゃいます。 

でも、やったらできた!みたいなこともあるので、お客様からみて、
できそうなことというのは自分ではまだ試していないだけ、みたいなこともあるのかと思います。


もし、私でできそうなことがありましたら、お声がけいただけましたら嬉しいです。

私の場合の通訳は通訳+αみたいになっているので書いてみます。

プレゼンや交渉の逐次通訳

まず、わかりやすいのは、ビジネスの通訳。 

表敬訪問、プレゼン、セールス+商談などで特にIT、DX関係でコンセプトから具体的な機能まで通訳させていただいております。

ITに絡めて(最近はITが関係ないことの方が少ないですね)製造業関係もさせていただくことがございます。

インフラ、水道、電力、通信、メーカー、航空関係、観光、建築など。
自分でも忘れているものもあるようなので、あらためて整理してみた方がよよさそうです。

本当に専門的な機能については、日本語でもわからない部分もあり、
その場合はテクニカルなご担当のエンジニアの方にお願いしたり、内容を確認させていただくこともあります。

この場合、人数的には、3,4名から、12名くらいまでの会議で逐次をさせていただくことが多いです。 同時通訳も時折させていただきます。

ウィスパリング(ささやき系同時通訳)

ささやき系同時通訳。こちらは比較的多いです。

こちらは、日本語あるいは、英語の参加者が1名からごく少数の場合、

その方に向けて、今、全体的には何が話し合われているのかを、
ささやくような声で同時通訳でお届けします。


プレゼンテーションの翻訳とナレーション、さらにダビング

時々いただくのが、こちらです。


プレゼンをすることになった、ウェビナーをしたい、「原稿を英日翻訳して」「さらにそれを読んで音声に吹き込んで」というご依頼です。


ある程度内容がわからないと、日本語での表現も難しいところで、
技術的な部分はクライアント様に確認をお願いしますが、ベースを作りましたら、一連の作業をいたします。

例えば、後で修正しやすいように、細かく区切って、落とし込み、
音声を吹き込んだ状態を細かいチャンクで作り上げて、クライアント様にお渡しします。

マイクは、YETIの小型バージョンで。

この後は、クライアント様でまとめた形にされることもあれば、
マーケティング会社様、あるいは、編集プロダクション様で作業されることもあるようです。


もぐもぐ通訳=接待通訳

もぐもぐお食事をいただきながらする通訳です。一人密かに「もぐもぐ通訳」と呼んでいます。 オフィスの中では正面切ってされなかった「実は」のお話や、「そういえば」の話題が出てくることも多い、ディナーのお席。


通常、お食事の通訳は、メモも取りにくいですし(実際、テーブル下に置くことはあっても、書く余裕はないことがほとんど)、食べることができない(普通は)ことも多いので、苦手とおっしゃる方も多いようです。

様々なクライアント様がいらっしゃいまして、あらかじめ、食べる時間をいただくこともあるのですが当初は、「私の分の食事はいらないので」とか「少しだけでいいです」と遠慮していた時期もございます。

結局喉を通らない、とか食べることができない、ことも多かったので、
もったいないですし、通訳に集中すべき、と思っていたからです

ある段階から、飲み物も、お食事もしっかりいただきながら、通訳させていただくようにしました。私は、お腹が減ってくると、脳も仮死状態になってきて、どうもおかしくなるのです。

私のミッションはとにかく、クライアント様がそのクライアント様あるいはクライアント候補と良い関係を構築して、良いビジネスを作っていかれるお手伝いをすることです。

皆さんがハッピーになるように。皆さんが楽しい席になるように。
すみません、しっかり私もいただいてしみます! 
こんな気持ちで参加させていただいています。

自分が接待する側だったりされる側ですともっと緊張すると思いますが、

クライアント様接待の通訳シーンでは、やはり「失敗しないように」緊張しつつも、

お客様を後ろからサポートする、静かなチアリーダーのような気分になっているのかと思います。

食べたり、飲んだりはしていますが、双方がおっしゃった言葉は正確にお伝えします。わからない場合には聞き返しています。

接待通訳の時に気をつけていることは、1時間半から2時間で、一度、席をたち、洗面所休憩を自ら取ること。 

会議室での通訳では、通常は、2時間以上休憩がなければ、通訳のパフォーマンスが落ちるということをご存知で、「休憩」をとらせてくださいます。

お食事になりますと雰囲気はかなりリラックスします。 
しかも、しっかり食べている通訳の休憩は、自分で取りませんと、そこまで気を使っていただくわけにはいきません。

メモもなく、言われたことをすべて記憶してアウトプットすることが
3時間ぶっ続けですとさすがに「落とし」はじめます。

洗面所でリフレッシュして新鮮な脳みそでまた続きを通訳します。

※先日、クライアント様が爆笑したことがありました。
日本語で「お弁当のスタッフが」と聞こえたので、「お弁当ですか?」と聞き返したところ、「イベントのスタッフ」でした。😅

3時間近く接待通訳しておりますと、こんなこともたまにはございます。

私も苦笑。ただ、その場は皆様、和んでくださいまして、幸いでした。

研修、観光など

それ以外では、外国人向け、日本人むけ研修の通訳、
ご滞在中の週末、観光にお付き合いする通訳、などもさせていただいております。

お問合せはどうぞお気軽にどうぞ。











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