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小学校段階におけるプログラミング教育【プログラミング言語や教材選定の観点と評価】


小学生に対してプログラミングを教えるのはハードルが高いと思われがちですが、教育現場ではさまざまな教材が開発されてきます。今回は、プログラミング教材について紹介していきます。

・プログラミングの教材選定
小学校段階のプログラミング言語については、簡単にプログラミングできる言語(ビジュアル型プログラミング言語)が普及しており、種類も豊富です。

マウスやタッチ操作が主で、ブロックの色で機能の分類を示すなど視覚的に把握しやすく、自分が考える動きを実現するのに専念できます。

文字により記述する言語(テキスト型プログラミング言語)にも様々なものがあります。日本語で記述できるものや、文法的な誤りがあった場合には間違いを指摘してくれるものなど、児童でも比較的取り組みやすい言語もあります。

他のプログラミングに関する教材については、教科の内容をより確実に学習するためのツールとしての教材、プログラミング的思考の育成を強く狙ったもの、プログラミングの考え方や技能、特定のプログラミング言語の習得を目的とした教材もあります。

プログラミング言語は、情報技術の進展の中で変化し続けており、新たな教材も次々と生み出されてきています。より授業で使いやすいプログラミング言語や教材を選ぶために、定期的に教材を更新していくことが重要になるでしょう。

・プログラミングの評価

プログラミングはどのように評価すれば良いのでしょうか?

手引きによると、プログラミングを実施したからといって、それだけを取り立てて評価するものではないそうです。

その上で、各学校がプログラミング教育で育みたい力を明らかにし、各教科等においてプログラミング教育のねらいを達成するための学習活動を計画・実施した際に、特に意欲的に取り組んでいたり、プログラムを工夫していたりするなど、めざましい成長のみられる児童にはその評価を適切に伝えることが望ましいそうです。

このように、日進月歩で様々なプログラミングツールが開発されています。質の高い良い教材は自然と生き残っていき、5年ほど経てばほとんどの学校が同じ教材を使うことになるのでしょうか?

その答えは・・・

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