私が英語の「短期集中学習」をオススメする2つの理由
こんにちは!!オンライン英語塾「正直英語」のカワタケ英語マンです!!
今回は私が集中的な学習をすすめる2つの理由について書いていこうと思います。先日「私が英語の長期学習をオススメする3つの理由」という記事を書いています。「矛盾しているじゃないか!」と怒られそうですがこの記事を読んでいただければ私が「長期学習」と「短期学習」の両方を推していて、両者が相反することなく共存する世界が存在するということを納得していただけると思います。
「正直英語」に関してよく知らない方はまずこちら↓の記事で「正直英語」の活動内容を知っていただきたいです。
「短期集中学習」とは?
私が定義する「短期集中学習」とは1日限定で最低3時間最大12時間ほど集中的に勉強したり練習したり問題を解いたりすることです。非常に大変ですので1人で達成するのはとても大変ですが、毎日でなくたまにやればよいので覚悟を決めて頑張ってみることをオススメしています。頻度は多ければ多いほどいいのですが、なにせ忙しい現代人が月に1回でもできればすごく良いのではないかと私は思っています。
では覚悟を決めてまで実施する「短期集中学習」から私たちは何を期待できるのでしょうか?多くのリターンがないとやる気になりませんよね。多くのリターンがないのであれば私もこの記事を書いていません。では具体的なメリットをお伝えしていきたいと思います。非常にシンプルです。
メリット①:純粋に英語力が上がる
集中的に英語の勉強をすること以上に効果があることって今のところまだないですよね。非常にシンプルですが大切なんです。日常の中で3時間以上の時間ってなかなか確保できないですよね。ですので敢えて意識的に非日常を設けて集中的に勉強を進めていっちゃおうという作戦です。では集中的に何をすべきかということなんですけれども、何でもいいです。英語の勉強といっても様々なやり方があります。ぱっと思いつくやり方を挙げていきたいと思います。
・単語学習
・文法学習
・音読
・TOEIC等の問題を解く
・リスニング
・シャドーイング
・ライティング
・スピーキング(相手あり)
・スピーキング(独り言)
これらのうち何でもいいので集中的にやりましょう。当然上記リストに載っていないものでもオッケーです。とにかく集中してやりましょう。(必要に応じてスマホをオフにしたり遠くに置いたりした方がうまくいきます)集中的にやるべきなのですが、例えば12時間ずっと単語学習というのはほとんどの人にとって拷問のようなものですのでオススメできません。逆に飽きてしまうからといって次々とやってることを変えるというのもオススメできません。せっかく時間を確保しているのだから1つのことにたっぷり時間を使ってしまいましょう。私の肌感覚ですと2~3時間くらいで時間を区切って別のことを始めるのがいいと思います。これは人によって違うのでなんとも言えませんが、ある程度スケジュールを決めてから始めるのが良いと思います。しかしガチガチにスケジュールに縛られる必要はなく集中力が切れたら休憩すればいいですし、集中してゾーンに入っているのであれば集中力が一旦切れるまで続けてしまいましょう。また「集中学習」を可能にするのはシンプルな方法です。やり方を複雑にするとそのやり方でやることに頭を使ってしまうので頭の能力の100%を英語に集中できません。頭を100%英語で埋め尽くすためになるべくシンプルな方法を選択しましょう。
「集中学習」なのですがずっと集中することは不可能ですので集中が切れたと思ったら迷わず休憩してしまいましょう。1時間に1度くらいの休憩を予定し、1時間経つ前に集中が切れたら休憩に入ればよいし、集中が続いていたら集中が切れるまで頑張るというのが賢いのではないでしょうか。「休憩まで残り10分だ」などと考えているのは英語に集中できていない証拠となります。
ではメリット一つ目の「純粋に英語力が上がる」はここまでにして2つ目のメリットに進んでいきたいと思います。
メリット②:普段の英語学習へのハードルが下がる
英語学習者の多くが抱えている問題は「普段から勉強する習慣がない」ということです。英語学習だけでなく人類のほとんどが抱えている問題のような気がします。特に日本人は社会人になってからの勉強時間が少ないというのは周知の事実ですね。これが大きな問題なのです。
なぜかというと勉強する習慣さえあれば英語学習のハードルがだいぶ下がるからです。極端な例になりますが普段からフランス語の勉強をしている人が英語を勉強するとなるとスムーズに英語学習に移行できると思います。これが例えば普段から数学を勉強している人だったとしても英語学習のために時間を確保することに苦労しないでしょう。しかし、普段から勉強時間がスケジュールに組み込まれていない人が勉強時間を確保するのはすごく大変です。時間は勝手にできるものではないので意識的に作らないといけません。しかしなかなか作れません。多くの人が勉強するのに最低でも1時間は確保しないといけないと思っているからです。しかし実際には始めは10分あればいいのです。勉強してみると分かりますが10分だけでも多くを学べます。「10分で足りるのですか?」と聞かれれば「全然足りません」と答えます。しかし始めは10分からでいいのです。
では今の話と「短期集中学習」はどう繋がっているのでしょうか?
少し長くなりますがこの問いに対する答えを書いていこうと思います。
今までの話しで「勉強の習慣がない場合は新たに意識的に学習時間を確保する必要がある」ということをお伝えしました。では学習時間を決定し、いざ学習を始めようと思った時に多くの学習者に起こる1番大きな問題は何でしょうか?
答えは「勉強し始められない」ということです。
ではもう1つ質問させてください。仮に英語学習をロケットスタートできた人が1か月後に直面する問題は何でしょうか?
多くの場合、答えは「勉強し始められない」ということです。始めはうまくやっていても1か月後にはまだやる気はあるもののサボり始めてしまうというのが人間です。
なぜさぼってしまうかというと勉強を始めるハードルが高いのです。というか勉強を始めるハードルが高いと勝手に思い込んでいるのです。勉強を開始するのはすごい簡単で、どんな状況下にあろうとも10秒あれば開始できます。ところがいざ勉強を開始しようと思うと「あれしなきゃこれしなきゃ」「これしてからあれしてから」「今日休んで明日からしよう」となるわけです。
ここで「短期集中学習」が登場します。「短期集中学習」を経験すると勉強することが特別なことでなくなります。「勉強なんてすぐ始められるし1時間の勉強なんて余裕」となるわけです。心理的ハードルを越えることが容易になるのです。「この前1日10時間もやったんだから今日1時間やることは余裕でむしろ1時間じゃ短くて時間足りないよ」となることすらあります。
全ての人がこのような感覚になるわけではないですが、フルマラソンを走る人にとって5キロ走が短く感じるように1日10時間やれば1時間の学習が短く感じるようになります。いきなりフルマラソンは無理ですが、いきなり10時間学習は可能です。少し荒治療的な感じになりますが、普段勉強の習慣がない人にとっては「短期集中学習」が普段の「長期学習」のハードルをぐっと下げてくれます。
まとめ
「短期集中学習」は英語学習者の英語力を上げる一番真っ当な方法であると同時に普段の「長期学習」のハードルを下げるとても良い方法です。月に1回、2か月に1回、半年に1回でもいいですので是非取り入れることをオススメします。
正直英語でも過去に「集中勉強会」を開催したことがあります。生徒さんも私も終わりが近づいてくると目が死んできますが、それでも終わったら「充実した1日だった!」となります。忙しい現代人にすごく適した学習法だと思っていますので今後も積極的に開催したいと思っております。もしご興味ある方は私のツイッターのDMよりご連絡をお待ちしております。その他諸々英語に関する相談なども受け付けておりますので気軽にご連絡ください。
以上です。皆様の英語力が上がることを祈りつつ筆を置かせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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正直英語代表:河東 剛(かわひがし たけし)
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