インターハイ予選での出来事
今日は山岳部のインターハイの予選での話です。
山岳部にもインターハイがあって、いろいろな事を競い合って最終的に優秀だった学校が優勝します。
例えば、大会中の行動計画書の審査、ラジオを聴いて天気図を描く、テントの張り方、料理の出来、行動中のチームワークなどなど。様々な事を観られて採点されます。
チームワークを観る方法が結構やらしくて、頭上に枝がある場所とか足下が悪い場所の登山道の脇に採点する先生が潜んでじっとこちらを観ています。
基本的に行動中に危険な場所とか見つけたら「枝注意」「足下注意」とか前から声をかけて安全確保に努めます。
倒木の箇所でふざけて「金○注意!!」「金○注意!!」とふざけて連呼していたら潜んでいた先生と目が合うということもしばしばありました。
そんな大会予選の最終日の夜の出来事です。
キャンプサイトにテントを張り、食事も終わりヘトヘトで全員が深い眠りについていました。
深夜「やべぇ」という仲間の声で目が覚めました。
寝ている間に大雨が降り、テントが水没していました。
テント内にも既に5センチほど浸水していてチャプチャプしています。
普通テントは水はけの良い所に張るので、よほどのことが無い限り水没なんてあり得ないのですが、インターハイの予選でたくさんの人がいたため普段使わないような若干盆地になっているような場所にもテントを張っていました。
それが私たちです。
まぁ、どうしようもないのでとりあえず荷物とかは放置して屋根のある場所に避難。雨が落ち着くのを待ちました。
朝方にはようやく雨が落ち着きテントに戻ると全て水没。寝袋とかも水を吸って大変なことになっていましたがもうどうしようもありません。まぁ最終日だったので大丈夫でしたが、これが初日だったらと思うとぞっとします。
皆さんもテントを張るときには水没しない場所かしっかり確認して張りましょう!