毛
今日は本の話。
というのも、巷で流行っている7日間ブックカバーチャレンジが私の所に回ってきたので、どんな本がいいかと探していたところ、ふと昔あった出来事を思い出しました。
昔、3ヶ月ほど単身で出張していたことがあり、お金もないので古本を買って本を読みあさっていました。普段はビジネス本くらいしか読まないのですが、せっかくなので小説を読もうと、まずは数冊購入。結果、東野圭吾さんの作品が読みやすいし話も面白いことに気づきブックオフにて追加で購入。読みあさりました。
その時の出来事です。
いつもは散歩がてらに公園に行って本を読んだりしていたのですが、その日はベッドに仰向けに寝そべって若干頭を起こした格好で本を読んでいました。
東野圭吾さんの作品はとても面白く、次第に話に引き込まれて黙々と読書に集中していました。それは、ページをめくった時に起こりました。
ページの間に縮れた毛が1本挟まっていたのです。
うぉっとビックリしたものの、古本だしそういうこともあるのかなと毛を除去。読み進めました。次のページを開きます。
また縮れた毛が1本挟まっています。
さすがに2連チャンで縮れた毛が挟まっているのはおかしいでしょ。もう話よりも縮れた毛にしか意識が行きません。まさかと思いつつ次をめくると、やはり縮れた毛が1本挟まっています。
ちょっと待てよ。
ふと胸元を見ると数十本の縮れた毛がワサーっと積もっていました。
うわぁっと飛び起きて毛を払いました。その時一瞬頭をよぎったのが、この縮れた毛が男性のものなのか、女性のものなのか。もし女性のものであるならば若い方が良いなぁという事でした。
そんなことはどうでもいいですね。調べたら結局最後のページまで1本ずつ毛が挟まっていました。
さすがにブックオフの人も買い取るときに気づいてくれよと思いましたが、そんな全ページに毛を挟むという奇抜な発想ができる人もいるんだなぁと関心しました。
という話。皆さんも古本を買う前には、毛が挟まっていないかチェックしてから購入しましょう。