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夏至の昼下がり 田舎にて再び

2018年までの6月は日本で過ごしていた。
その後は帰国が出来ていないが、毎年知人の別荘に招待を頂いている。
今年も夏には帰国しなかったため、寄せさせて頂いた。

その別荘は森の奥に佇んでいる。

田舎の砂利道は、通過する人も車もいない。

何処からか羊の鳴き声が響いてくる。餌付けの時刻であろうか。

私は、花よりも団子の無骨な人間ではあるが、花も団子もファインダーに納めて置きたかった。

振舞って頂いたルバーブパイも美味であったため、ルバーブを何本か売ってくれないかと打診したら、「売る」などという冗談は休み休みにして、と、ビニール袋一杯に入れて持たせてくれた。

袋のロゴを見てみたら「国営酒店」、とある。

数年前に職を離れたこの夫婦は、地平線に沈みゆく太陽を肴にして、赤ワインのグラスを毎日傾けている。

私は、退職したあとは、海の見える丘に住むことを希望していたが、静寂に包まれた森の中も悪くはない、と思える夏至の頃であった。


夏至特有のニシンの酢漬け、近年ではライム漬け、コニャック付け等、変わり種がいろいろと出てきている


ペストとサワークリーム漬け、と思われる


キャビアとサワークリーム


北欧定番 グラブ・ラックス(鮭)


手作りパン


同じく北欧定番の固パン 


花の名前は毎年教えて頂くが毎年忘れる


この蜂の赤いお尻は十枚目にして初めて盗撮に成功した


危険なひと時


スイカ入りのクスクスサラダ


日本の焼き鳥とは味が異なる


グーズベリー


ルバーブの葉


振舞っていただいたルバーブパイ、模範的な外見


来年の夏至も果たしてこの金色の日没を拝めるであろうか


戴いたルバーブを使って我が家にてパイに挑戦してみる。茎が大きくなりすぎたから柔らかくするために真ん中にて半分に割るようにとアドバイスを戴いた


定かでなかったことは、皮を剥くべきか否か、であった。人に依って主張が異なる。仕方なく剝いてみたがすぐに後悔した。非常に長時間掛かり、爪が痛くなった


ルバーブに片栗粉と砂糖、バニラ砂糖(レシピには無かったが)を和える。焼いたらかなり溶けて薄くなってしまったので、次回はこの二倍を使用予定。皮は当分剝きたくないが


小麦粉、バター、砂糖、オーツ麦を捏ねたものを上に乗せるのであるが、小麦粉は勝手にライ麦粉に変更した。砂糖は全体を通して常にレシピの半分程にしている。見た目はともかく、招待した友人は三切れも平らげて下さったのでライ麦粉でも行けるということであろう


以前この森で、英語ナレーション入りの4K動画を撮ったことを思い出しましたので、ご興味のある方はチラッと覗いて下さったら嬉しいです。


ご訪問有難う御座いました。

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