
Photo by
yawarakaisekai
丁寧な暮らしとは。
丁寧とは。
細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。また、そのさま。
だそうだ。
となると、私が今書きたいnoteの題名は、
『丁寧な暮らし』ではないような気がした。
久しぶりに子供たちが3歳の時から始めたアプリ、アルバスで現像してもらった写真集を開いた。
あー、こんなことあったなぁ。
そうそう、この後喧嘩になったなぁ。
これ、どこで撮った写真やっけ?
うわぁー、懐かしいー。
あーだ、こーだ言いながら
1人でかなり騒いでしまった。
子供たちとの時間はもう10年経った。
訳のわからぬまま駆け抜けた乳幼児期。
本当に寝る時間がとれず、
記憶に残るのは授乳、おむつ替え、抱っこのルーティン。
双子は何でも二倍ね!なんて近所のおばちゃんにいわれたけど、二倍なんてもんじゃなかった。
苦しくて、疲れて、2人を抱きながら毎日泣いていた。
そんな時間は過ぎて、娘たちは10歳になった。
最近は私自身時間に余裕ができ、自分磨きもできるようになってきた。
成人まで後半分かと思うと、急に寂しくなって、スースー寝息をたてる娘の横に行って、右手と左手を伸ばして2人の手を握った。
私をお母さんにしてくれてありがとう。
この言葉をよく私は娘に伝えている。
明日も伝えようと思う。
言葉において、行動において。
全身であなたたちを愛していると伝えようと思う。
丁寧な暮らしとは少し意味は違うかもしれない。
一瞬、1秒1分。
子供と過ごす時間。
夫と過ごす時間。
両親と過ごす時間。
友人と過ごす時間。
全てが減っていくことに改めて気づいた。
時間、寿命は減るけど想いは増える。
愛も増える。
思い出も増える。
人間に生まれてよかった。
私は世界一の幸せモノだ。