『ミッドナイトラン』、と
ロードムービー②
『ミッドナイト・ラン』('88)
製作・監督、マーチン・ブレスト
出演、ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン
賞金稼ぎのジャックは、ギャングの金を横領した税理士をニューヨークからロスまで飛行機で連れて帰るだけ、のはずだったが……
飛行機でひとっ飛び、のはずだった、のだけれど。それが、簡単にいかないとこが見せどころ。アメリカ大陸を横断しなきゃいけなくなっちゃって…列車バス車などで、大陸横断していくわけ。(そういや馬はなかったな~?)
私にとっては、この大陸横断っていうのが、いいんだなぁ~(^_^)ノ
デ・ニーロとグローディンが絶妙なコンビを演じた。
それと。大金積んでた車をとられてしまう下っ端悪役の二人組みも。。!いいねぇ~!!
も~~~~!たまらなく、いい!!
監督がマーチンブレスト。
マーチンブレスト、といえば。・・
『ビバリーヒルズコップ』、ではなくて。私にとっては、ドイツ映画の『ノッキンオンヘブンズドア』。ここに出ているコンビの役名が、マーチンブレストとルディウルリツァー。
「ロードムービー」で今後も書こうと思っている、
なので、今回は「バデイムービー」ということで。
やっぱり、アメリカンニューシネマで、
『スケアクロウ』(’73。JハックマンとAパチーノ)と、
『真夜中のカウボーイ』(’69。DホフマンとJヴォイド)(水野晴郎は「真夜中のカーボーイ」にしたけど)。
。。!!『イージーライダー』(’69。Pフォンダとデニスホッパー)を忘れちゃいけない。
アメリカンニューシネマで括られる映画を語る場合は、とくに年代を気にしたいと思っている。その頃の映画は、私の心情によく響いてくる。
それから。アクションor刑事もの。
Aホプキンスとアレックボールドウィンの『ザワイルド』(1997・監督リータマホリ)。これ、どちらもそんな役者だったとは。。!!って感じで。驚かされた。
SスタローンとAシュワルツェネッガー共演の『大脱出』(2013)もみたけど。ダメだった。なぁ~んか、パッとしなかった。この二人の共演での映画は、もう無理だと感じた。案の定?『大脱出』シリーズ三作撮られたけど、この二人共演はこれ一作だけ。
刑事ものといえば。
『リーサルウエポン』とか『バッドボーイズ』とかあるけど。これらシリーズものは、今はパス。
私がみたことあるもので、後思いうかぶのは・・。バディものといっていいかどうか?
『交渉人』(1998)。ケビンスペイシーとサミュエルLジャクソン。これは面白かった記憶あり。
サミュエルLジャクソンといえば。『ダイハード3』(1995)。これも、いいね!
これ以後、『ダイハード4』(2007)(PC世代若者とアナログおじさん)も『ダイハード ラストディ』(2013)(でかくなった息子と)も、バディものといっていいんじゃないかな。
そうそう。Dホフマンで。
『真夜中のカウボーイ』だけじゃなくて。Dホフマンて、なぁんか、バディもので光ってるって印象がチョットある。
『パピヨン』(1973)は、もちろんSマックイーンが主演だけど、ダスティンホフマンも負けてないんだなぁ~。
『レインマン』(1988)は、やっぱり!ダスティンホフマンでしょう。トムクルーズも健闘してたけど。
でも。『マッドシティ』('97)は、さえないおっさん役のジョントラボルタのが・・印象に残っている。
『ワグ・ザ・ドッグ』('97)は、ロバート・デ・ニーロとの共演、だけど。。?
もう一つ。『テルマ&ルイーズ』(1991)もあげておこうか。バディものは、けっして男だけのものではない、ってことで。
こうしてみると。
バディ映画って、ロード映画ものが多いって感じ。
だからこそ、私は好きなんだなぁ~~
なお。
邦画では、『まほろ駅前多田便利軒』と『探偵はBARにいる』をあげておきたい。