内田けんじ監督映画
『アフタースクール』(’08)と『鍵泥棒のメソッド』(’12)のDVDを借りてきて見た。
内田けんじの監督映画は『運命じゃない人』(’05)が初めてで、もうかなり前のことになるから記憶は薄れているけど、面白かった印象ある。
見た順番は、『鍵泥棒のメソッド』からだった。
それから、『アフタースクール』を見た、のだけれど。こちらは、やはり?よく解らなかった。それで、もう一度見た。そしたら、「なるほど」だった。
『アフタースクール』は、『運命じゃない人』の上をいっている。よけいな?説明はしないのだ。というか、むしろ作者は観客の勘違いを誘っている。
『鍵泥棒のメソッド』は、もう一度みたいと思えるけれど、他の二作品に比べたら解りやすい方だと思う。
三作とも、探偵・ヤクザ・お金が絡んでいて、
そういう視点で思えば、『アフタースクール』はサスペンス要素があり、『鍵泥棒のメソッド』は恋愛ドラマの要素がより出ている感じ。
と、すれば『運命じゃない人』はなんだろう?。いずれにしても、ラストシーンが。。?
もう、。。??としか書きようがない。それから?どうなるの?と。後はかってに考えてくれ、みたいで。チョット物足りない。こういうのが好きな人もいるだろうけど。
こうして、三作並べてみると、いずれも良くできたオリジナル脚本というべきで、内田けんじの才能の素晴らしさに感心してしまう。
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