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今の私にとって、面白いものとは?

最近、新海誠のアニメ映画『君の名は。』を見たんだが。

・・・ダメだった。

信州佐久市出身者として(勿論それだけでというわけじゃないが)、新海誠のアニメ映画の一つくらいは見ておきたかった。
そういえば、新海誠の実家は新津組という建設会社で、本名の姓は新津なんだが・・?

まだ、一度見ただけで、ストーリーを私は理解把握できなかった。
時空を超えて入れ換わる男女、けれどそれは続かなくて、もとに戻ってしまって、戻ったら入れ換わっている時の記憶はなくなっている、という設定なわけ??、だよね。けれど、二人はスマホでメールやりとりできてるよね?
そこら辺が良く解らない。
そこに彗星がどうからんでいるんだろう?
ん~~~・・・・
なんか評判良さそうらしいけど、私にはあまり響いてこなくて、自分の感性、というか、読解力を疑ってしまいそうだ。映像は良かった。
また見てみるつもり。

私は、矢口しのぶ監督映画が好きで、ほとんど見ているのだけれど、、
『サバイバルファミリー』(2017)、これはわざわざ映画館へ出かけて行って観たものなんだけど、、、ダメだった。
観終わって「あ~~~おもしろかった」感がなかった。
部分的にはある。おもしろそーな感じのシーンないわけではないけれども、、なのだった。
なんでかなぁ~~??という思いがその後残った。

最近になって、『WOOD JOB~神去りなあなあ日常~』(2014)のDVDを購入して見ている。。!面白かった。
どこがどう違うというのだろう?と思った。

『WoodJob』(2014)は、
主人公たる若者がいて、その若者を中心として話しが展開していって、解りやすくて、ひっかかるところがない。回想シーンとか複雑な人間関係とか、難しいところはない。
それで観終わって、「あ~~面白かった感」がある。

『スウィングガールズ』にしろ『ハッピーフライト』にしろ、各々のエピソードの積み重ねの物語が、面白い。

それに比べて『サバイバルファミリー』(2017)。観終わっての「面白かった感」がなかった。
思うに、どうも焦点がぼやけている気がする。勿論、あの一家の物語なんだけれど、なぁんかイマイチ。
各々のエピソードが重なっていく物語になっていない感じ。
とにかく、私には面白みにかけた。

それから、『イコライザー』、『アトミックブロンド』、ついで『白いカラス』、そうして『君の名は。』、だった。

それで、考えてしまったわけです。
今の私にとって面白いとは?、と。

『アトミックブロンド』は。
シャーリーズセロンだから見てみようと思ったわけだが。なんか、人間関係がハッキリしなくて、不満足感が残った。
ストーリー展開も、回想式になっているんだか、そういうストーリーにしたわけがよく理解できない。

『イコライザー』は、デンゼルワシントンだったから、だけど。アクション映画とは言えないと思った。
『白いカラス』は、けっこう前に知人から聞いていたものだったが、たまたまBOOKOFFで見つけてしまって購入してみた。
ダメだった。どこがいいんだかサッパリ解らなかった。出ている役者たちは有名どころなんだけど。

更に。
矢口しのぶ監督の『ダンスウィズミー』(2019)と、周防正行監督の『舞妓はレディ』(2014)。
これは、『舞妓はレディ』のが断然面白かった!
ノリの良さ、没入感、そこにおいて『舞妓はレディ』の方のが勝れている、と思う。
単純に?女優さんだけで比べてみても、私は上白石萌音のが好きだなぁ(^_^;)))

そういえば。
『運命じゃない人』(2005)、この映画は、時系列が入れ換わりするけど、難しくなくて、面白かった。

そういうてんにおいて、『アトミックブロンド』(2017)は、ことに人間関係が解りにくくて、イマイチだった。ただ、シャーリーズセロンだから見ただけ、と言える。

やっぱり、ストーリー展開、&全体的な流れ、かなぁ~~。

観終わっての「あ~~面白かった感」というもの、それはやはり、全体的なものになる。
ということは、ストーリー展開、話しの流れ?orテンポ。

(ある程度の)起承転結があって、(それ程)難しくなくて(内容が把握できて)、泣き笑いがありの、そういったお話し創りのツボがチャンとあるもの。時系列がとんでたり(それでも解るものもあるけど)意味解らないシーンがあったりとか、それから眠くなってしまう様なテンポ、そういう映画を見ようとは思わなくなっている。

今の私はそうだ。

わざわざ、手間隙かけて、映画館へ出かけて行くからには、やはりそれだけの価値を期待したいと思ってしまう。逆に、それだけの価値があると思えるものを選ぶ。ハズレもあるけど。
私的には、どこかしら疑問点とかひっかかるところが見られたら、もうダメだ。
気になって、入り込めなくなってしまう。
その映画の世界に入れない。

つまり、その映画は「面白くない」となってしまう、様だ。

そういえば。
『Into the  Wild』。これは二度めでその良さが解った。

初めに見た時は(変な期待感あったせいか)、面白くなかったけど、暫くたった後に見たら、素直に?、その、詩歌の様な映像美に感動した。

『イージーライダー』もそうだった。
『イージーライダー』は、明らかに一度見ただけじゃ判らない映画だお思った。

と、いう様なわけで。
『君の名は。』を、もう一度見てみるつもり。(正直なとこ他のはもう見たい気がしていない。ことに『白いカラス』は・・ダメだなぁ)










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