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呼吸、体操


たまたま、夜中に目が覚めてしまって、ラジオをつけてみた。

こういう時の、いつものラジオ深夜便。

09.11、昨夜からのラジオ深夜便、3時台は、ちあきなおみ特集だった。

そうして4時台。

呼吸生理学者の本間生夫という人だった。

もともとは、呼吸器科の医者で、どこかの大学の学長。

呼吸には主に2種類ある。

無意識に行っている代謝性呼吸(脳幹がコントロール)、と、

深呼吸の様に意識的に行う随意呼吸(大脳皮質でコントロール)。

それ以外に、代謝性呼吸の一種で、扁桃体で生まれる情動呼吸というものがある、そうで、これは感情と深い関係性がある。扁桃体はさまざまな感情が生み出される情動中枢で、感情と情動呼吸は同じところから生まれている。

強い不安やストレスにさらされると、無意識的に呼吸は乱れたり早くなったりする。

しかし、意識して深い呼吸をすることで、リラックスした状態へ導くことが可能。吸って吐くリズムを変えるだけで、気持ちを変えられる、のだと・・

しかり。

この、随意呼吸には、呼吸筋が影響していて、深呼吸の大事さから、この呼吸筋を鍛える必要性を鑑み、

本間先生は、呼吸筋体操なるものを編み出して、NPO法人安らぎ呼吸プロジェクトまで設立して、体操の普及をはかる指導者育成を行っている、という。

呼吸筋は、やはり年齢と共に劣化するそうで、年寄りは、どうしても呼吸が浅くなりがちだ。

呼吸筋体操は、YouTubeにもアップされている。

更に。

睡眠時無呼吸症候群は「オンディーヌの呪い」とも呼ばれ、本間生夫先生はそれに着想を得て、『オンディーヌ』なる新作能を創作した!そうだ。。!!

と、いうことは、

それは、武道にも通ずるわけね。

摺り足といった足捌き、遠藤先生も指摘、言っていた。能の足捌き移動とほとんど同じと。

私は、高校生時代山岳クラブに入って山登りしてた、その頃から、足の移動と呼吸を意識してきた。登り始めは、ゆっくりと、一歩出すごとに吸って吐くを同期、緩やかな登りや調子がでてきたりした場合は、吸う吸う吐く吐く、といったテンポにした、それを意識的にやってきた。

34歳から佐久市で合気道を始めた。

合気道稽古の場合は、力み緩めを意識していた、それに無意識的に呼吸が同期していたと思う。

自分で言うのもなんだが、深呼吸をすることと、&足や身体の動きと呼吸との同期を、無意識的に修練してきていた様に思う。

厭なヤツと口論になっちゃったりしてて、日常生活の中で生かしきれているとは、まだまだとうてい言えないのだけれど。

自分の身体の動きと呼吸、だけではなくて、対人関係においての呼吸、こういうことを意識して、修練していきたい!

勿論!呼吸体操、メッチャ興味ある。

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