崔洋一
崔洋一が亡くなっていたとは!知らなかった。🙏https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B4%94%E6%B4%8B%E4%B8%80
崔洋一の監督映画というと、先ずは『月はどっちに出ている』(1993年)だったと思う。これは、初めWOWOWで放送されたものだったそうだが、映画化上映されて、私は映画館で観たと思う。どこの映画館だったかはもう覚えていない。次には『カムイ外伝』かな。これは、期待度高かったせいかガッカリな映画だった。それから。監督映画ではないけど、崔洋一は『御法度』(大島渚監督、1999年)での近藤勇役が、かなりはまっていて印象深い。
『カムイ外伝』以後の映画は見当たらない。もっと撮ってほしかった、と今になれば思う。🙏
崔洋一に関しては、やはり在日二世ということを抜きには語れないだろう。
1994年に朝鮮籍から韓国籍にかわっている。
このことに関しては、なんつっても金城一紀の『GO』。
この小説は『親父が転向した』と国籍を変えたことから始まり(朝鮮籍から韓国籍に変わるのがなんで転向なのか?は読んでみて)、その理由が『ハワイへ行きたいから』と語られ、
親父に『おい国籍は金で買えるぞ』とのたまわらせている。
けっこうなユーモア、センスありあり!というべきである。
金城一紀は、朝鮮籍から韓国籍に変わった後帰化して日本国籍取得、とあった。
さて。
ここでアジア諸国に対しての日本の歴史を書こうというのではない。
崔洋一は長野県佐久市(の岩村田だったと思う)で生まれている。
生まれて間もなく早々に転出しているけど。
両親?父親?が、佐久市にやってきたわけを想像してみるのは、私にとってかなり興味深い。
私は佐久市岩村田生まれで高卒までそこで過ごしたわけだけど、在日の人達が岩村田にいたのかどうかといったことは、全く覚えていない。最も、その頃の私は内向していて外的世界から目をそらしていたから、たとえいたにしても、その頃の私が何らかのことを覚えているとは言えないが。
単に?共産党繋がりだったのかもしれないし、ともかく崔洋一の父親(在日朝鮮人)はなんらかの活動家だった可能性が高い、と思われる。