『しあわせのパン』と、
なんか、西川美和関連で、三島有紀子の名前を初めて記憶した。
『しあわせのパン』という題名は聞いたことあったけど、一つもみてなかった。それで、『しあわせのパン』(2012)をみた。
これの前に『食堂かたつむり』を見ていたから、『食堂かたつむり』と比べてしまった。
この二作をみた感想では、『しあわせのパン』のがずっと良かった。
気になるところはいくつかあるけれど(まだ一度みただけ)、私は「いいなぁ~~」と感じた。
もう一度、みてみるつもり。
『しあわせのパン』は、もう一度みてみたくなる映画、と言っていい。
で。以下、前に『食堂かたつむり』を見た後に書いたもの。
『食堂かたつむり』(2010)
原作、小川糸
脚本、高井浩子
監督、富永まい
出演、柴咲コウ、余貴美子、ブラザートム、三浦友和、江波杏子
・・!?(・_・(?_?)
ツッコミどころ満載である。
それだけでも見るに値いしてしまう?)^o^( そんで、みたことある人とツッコミどこ話で盛り上がりたくなる、そんな映画。
この監督、CMやPMなどで活躍してた方らしくて・・そうなると中島哲也を意識したのか?ORなんか教わったか?みたいな勘繰りをしてしまうのだけれど。
『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』や『パコと魔法の絵本』とかの凄さは感じられない。少女趣味的な妄想キラキラ自己陶酔的映像で、そこにつくBGMもカンベンだ。
脚本書いた人も気になるが・・?よくわかんない。 お話がブツギリ的。で、ラストがやはり共感できない。
『かもめ食堂』みたいに、こぉんな食堂があったらい~~なぁ!とはどぉしても思えない。
おばあさんにあんな肉料理フルコースで、高校生?カップルになぁんであんなスープみたいなのなんだ?飼ってた豚を食べちゃうとこでも、連れていかれるとこでなぁんで豚の一言がないんだ?ラストの方で、鳩がなぁんで死んでるんだ?死んでたら食べちゃうわけは?
一日一組のお客だけ、とするなら、もっとそれに撤して、料理に虫が入って云々のとこはいらない。不思議なパワーの料理と思わせてほしい。
そんな不思議さがいくつかおこって、そんでラストに声が出て『はぁ~~』となって終わりにしてほしかった。
さらにいうなら、食べるシーンもなぁ~~~
『たんぽぽ』のラーメンを食べるシーンと比べたら・・( ̄~ ̄)ξ
原作を読んではいないから、なんともいえないのだけど・・これでは原作が台無しではなかろうか?