CHILDREN OF THE CORN (1984) / チルドレン・オブ・ザ・コーン(2024年8月16日劇場公開)
あのリンダ・ハミルトンの初演作。
原作者スティーブン・キングが脚本も書きましたが、使い物にならなかったのでジョージ・ゴールドスミスがリライト。しかも総予算170百万円のところスティーブン・キングが65百万円よこさないとクレジットを使わせないとごねたため、ほとんどの見せ場が撮影できなかったという代物。
ちょっと『ミッドサマー』味もありますが、何せ脚本がロクでもないから、観ていると色んなところで疑問符が頭に浮かんでは消えます。
でも低予算の割にそこそこヒットしたので、スティーブン・キング原作映画では最もフランチャイズ作品数が多いシリーズ。最新作も最近アメリカで公開されました。
ほぼ40年前の作品ですが、同年に『ゴーストバスターズ』や『ターミネーター』が公開されていたことを考えるとそのお粗末なVFXはマジ可哀想。製作費の4割を奪い取ったスティーブン・キングだけが得をした映画。
(追記)製作40周年のこのタイミングで4K版が劇場初公開です。
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