이상한 나라의 수학자 / 不思議の国の数学者(2023年4月28日劇場公開)
不思議の国というのはもちろん北朝鮮のこと。이상한はニュアンス的には不思議と言うより”変な”に近いです。
イ・ハクソン(チェ・ミンシク)の数学的見地から人生を見つめると言う考え方に共感できるところが多い。それはパク・ドンフン監督の視点に共感するということです。
映像的にもメリハリが効いていて、韓国映画界のレベルの高さに改めて気づかされます。パク・ドンフン監督は本作が長編デビュー作。
もはや韓国のロバート・デ・ニーロといった雰囲気を醸し出しているチェ・ミンシク、北朝鮮問題を通底にしてみんなが知っている韓民族の宿命をその顔の皺に刻んでいるかのような俳優です。
ストーリーテリング、テーマ訴求、エンターテインメントどの方面にも秀でた映画。
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