백두산 / 白頭山大噴火(2021年8月27日劇場公開)
火山ディザスター映画なのですが、そう来たかと。韓国映画らしいツイスト。
ハ・ジョンウとイ・ビョンホンで既に白頭山大噴火並みの化学反応です。
マ・ドンソクとぺ・スジはコメディ部門担当。マ・ドンソクのファンにとってはこの配役はどうなのって思うかも。
海外リリースでは『アッシュフォール(降灰)』というタイトルでした。「アスホール」に似ていてちょっと可哀想。
このヴィジュアルから想像するにソウル壊滅なんだろうなと思って見てました。その予想は見事にハズレ。
半島という視野から白頭山大噴火の影響の及ぶ範囲を捉えています。韓国だけでなく、北朝鮮、中国にまたがる被害は明白なので。当然アメリカも黙ってませんよね。そのプロットのねじれ具合は韓国映画ならでは。
そういう政治的なあれこれはイ・ビョンホン担当。ハ・ジョンウはもちろん感動させ屋役。ただその展開はあり得ないだろというツッコミを我慢できない映画です。
韓国に一番近い日本での公開が世界で一番最後という状況ですが、劇場で公開されることは喜ぶべきことです。