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OSCARS95 PREDICTIONS: BEST PICTURE / 第95回アカデミー賞予想:最優秀作品賞
日本時間2023年3月13日午前9時から行われるアカデミー賞授賞式の最優秀作品賞をに予想します。
予想の前に、スケジュールを確認しておきましょう。ホームページによると
ファイナル投票開始 2023年3月3日(金)午前2時(日本時間)
ファイナル投票終了 2023年3月8日(水)午後10時(日本時間)
つまり、ちょうど今、1万人弱ほどいるアカデミー会員が頭を悩ませている頃ですね。
それでは作品賞ノミネート作品を個別に見ながら予想を始めます。
エンターテインメント色の強い映画に対してはまだまだ評価が低いアカデミー賞。その理由は”もう充分ヒットしてお金を稼いでいるのだから別に作品賞をあげなくてもいいでしょう?”という嫉妬の心理です。その意味で以下に挙げる作品が作品賞を取ることはまずないでしょう:
AVATAR : THE WAY OF WATER / アバター ウェイ・オブ・ウォーター
ELVIS / エルヴィス
TOP GUN: MARVERICK / トップガン マーヴェリック
いわゆるミニシアター系作品として評価が高い次の2作は個性的な作品でどちらも唯一無二の世界を描いています。映像的にも大変美しく、受賞に相応しい作品としての風格はあります。一方、観客の共感を得にくいストーリーが災いして万人に好かれる映画ではないので受賞は無理でしょう。
THE BANSHEES OF INISHERIN / イニシェリン島の精霊
TAR / ター
アカデミー賞の特徴として、社会問題に鋭く切り込んだ作品が高く評価されるという伝統があります。その枠を担うのが以下の2作品ですが、描き方がかなり偏っていて映画としてのバランスを欠いているので難しいですね。
TRIANGLE OF HAPPINESS / 逆転のトライアングル
WOMEN TALKING / ウーマン・トーキング 私たちの選択
映画は期せずして、現実の出来事とシンクロします。まさにロシアの西部で現在行われている戦争に対する映画界からの答えが以下の作品。ただ昨今の傾向からして、明るくて元気が出る映画が人気なので受賞は難しいと思います。
IM WESTEN NICHTS NEUES / 西部戦線異状常なし
次に挙げる作品はエンターテインメント色の濃い作品ですが、単なるエンターテインメント映画の枠に収まっていない。映画=芸術を想起させるアカデミー会員が大好物の映画ですが、今更スピルバーグという気がしないでもありません。
THE FABELMANS / フェイブルマンズ
ここで考慮するべきは、前哨戦の結果です。ご存知の通りアカデミー賞以外にも様々な映画賞がありますが、受賞ラッシュが報じられているこの作品がおそらく受賞するでしょう。
というわけで、私の受賞予想作品は以下です:
EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE / エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
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