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皆殺し映画通信 あなたの知らない映画の世界
実は邦画もちょくちょく観てはいるのですが、なんというか特に最近の邦画の底抜けぶりには文字通り言葉を失っている昨今です。
柳下毅一郎さんが株式会社カンゼンから毎年発行している『皆殺し映画通信』を読むことで、酷い邦画をみてしまった後悔の念を成仏させています。
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2014年刊行、最初の『皆殺し映画通信』です。ちっとも面白くない邦画を見て「どうしてこんな映画が作られたのか?」という疑問が徐々に解消されました。
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続く2015年発行「天下御免」ではこんなにも知らない邦画が公開されていることに驚愕しました。
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2016年「冥府魔道」あたりから、映画塚のような趣の刊行物に思えて来ました。ここで取り上げられている映画=魑魅魍魎です。
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2017年の「地獄旅」では特にジコマン(自己満足)映画へ批評の矛先が向いていて痛快。誰の徳にもならない邦画多過ぎます。
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2018年の「骨までしゃぶれ」。批評文の方が、槍玉にあげられている邦画よりも断然面白いと思うようになりました。
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2019年「お命戴きます」邦画の密林に分け行って、ミステリーゾーンの正体を解明の書。正に THE DARK SIDE OF THE JAPANESE MOVIES.
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2020年、幸福の科学映画の定点観測、初登場圏外映画(200館以上の公開規模なのに初登場11位以下の映画)、絶許(絶対許せない)案件としての福田雄一監督作品など数学的なアプローチも加わりその筆は鋭さを増しています。副題「御意見無用」。
(追記)皆殺し映画通信、毎年着々と刊行されています。それだけどんでも邦画が製作され人知れず公開されている状況は続いているということです。おいたわしや。
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2021年版は「地獄へ行くぞ!」時代が平成から令和に代わっても続く邦画地獄道。
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2022年はついに「あばれ火祭り」。炎上上等な邦画の数々。異形のお祭りと化した日本映画。
(追記)ついに10作目が2023年4月24日に発売。副題「死んで貰います』は今まででいちばん言い得て妙。
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