郷土料理から見る東京のすごさ加減
郷土料理の定義として違和感はありません。
農林水産省が主催した「農山漁村の郷土料理百選」で、北海道を代表とする郷土料理として「石狩鍋」「ちゃんちゃん焼き」「ジンギスカン」が選ばれたそうです。
北海道の外から見るとどう感じるのでしょうか?
北海道出身で今も住んでいる僕からすると、ジンギスカンには圧倒的な説得力がありますが、他には若干違和感があります。
十人以上の友人にも聞いてみましたが「石狩鍋は5年は食べてない」「ちゃんちゃん焼きってなんだっけ?」といった声も少なくありません。
でも、去年2022年「孤独のグルメ」年末スペシャルでは五郎さんは石狩鍋食べていたし、そろそろ雪まつりだし、これはしっかり食べておかないとなるまいと思いました。
その流れで東京の郷土料理が気になり、調べてみました。
たまご焼き!
衝撃の一品です。こんなにも国全体に波及している郷土料理は他にあるでしょうか。
東京はすごい。
「Japan」とはつまり「Tokyo」のことなのだな、とはっきりと改めて認識できました。興味のある方はこちらをご覧ください。
札幌に住んでいる人でも、石狩鍋を食べる機会はなかなかありません。
五郎さんも食べていた隣町の石狩まで足を伸ばせば提供している飲食店もありますが、石狩って冬に行くものじゃないよねというのが大方の札幌市民の共通認識です。広大な平野に海風が吹き込むので、まあ毎日が吹雪というイメージ。
観光客にとっては、そこまで足を伸ばすのは余計に難しいでしょう。
なので、札幌市内で石狩鍋を提供しているお店を探してみました。
ネットで調べられる限りでは、数店。郷土料理としてはかなり少ないというのが正直な印象です。
その上ランチで、一人前から注文できるお店となるとほとんどない。
僕が調べた限りで唯一その条件に合致するお店が動画で訪れた「ぽんぽこ亭」
札幌市民なら、お店のことを知らなくても、店名を見れば狸小路商店街にあるお店だとすぐにわかります。ブランドってすごいですね。
以前、ちゃんこ専門店の相撲茶屋をリニューアルして営業しているようなメニュー構成でした。詳しくは動画みてください。
1日目の最後に訪れた大福屋さん
家族のお土産にとても喜ばれます。
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