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“仕事も育児も、気持ちの余裕も。全部諦めない”複業フリーランス・haluさんの原動力は高校時代の気づきにあった!
ライター、マネースクールのコーチ、ネイリストとマルチに活躍中のhaluさん。銀行員を退職し主婦だったところから、現在は仕事もプライベートも大切にする複業フリーランスです。
2022年9月、女性向けオンラインキャリアスクールSHElikesに入会。様々な挑戦を重ねながらネイルの仕事を軌道に乗せ、未経験からわずか4ヶ月でライターの仕事もスタート。
次々に目標を叶え続ける秘訣は、圧倒的な行動量にありました。その原動力は高校時代の経験にあるそうです。
haluさんのこれまでの歩みや今後の展望を詳しく伺いました!
◾️haluさんプロフィール
元銀行員。現在はライター、マネースクールのコーチ、ネイリストとマルチに活躍する複業フリーランス。仕事と育児を両立しながら動画編集にも挑戦中。SHElikesにて、受講生が運営するコミュニティのサポートメンバー(通称・サポ隊)としても活動している。
Instagram、X(旧Twitter)、note
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ライフイベントによらず「好きなこと」で働きたい
ネイリストデビューが保留に。オンラインスキルに惹かれたきっかけとは
——2022年9月、SHElikesに入会されたそうですね。いま複数のお仕事をされていますが、入会当初から何か目標があったのでしょうか?
いえ、初めは「これがやりたい」とは特に決まっていなかったんです。SHElikes入会前は、ネイリストになるために働きながらネイルの学校に通っていました。銀行員時代、キャリアに悩んでいた頃ふと「何か好きなことでスキルを身につけたい」と思ったんですよね。
けれど、ネイルのお仕事をしようとしていた矢先にコロナ禍になり、ネイルの需要が世間的に減ってしまって。「あれ?ネイルのお仕事で働けないかも」と、今後どうするか改めて考えなきゃいけなくなりました。
そのうちに、妊娠していることもわかって。また、仕事をどうしていくか悩んでいるうちに、夫の転勤で東京から大阪に引っ越すことも決まって。
「これも何かのチャンスじゃん!」と、引越しのタイミングで銀行員を辞めて、いったん主婦として大阪に引っ越してきました。
——いっきに変化が訪れたんですね。
はい。そうして時間はできたけれど、コロナ禍だしネイルのお仕事がすぐにできるわけでもない。またいつ東京に戻ることになるかもわからない。そう考えたとき「何かおうちでできるスキルがあればネイルのお仕事にも繋がるかな」と、SHElikesに入会しました。初めはデザインやマーケティングのコースを受講して学んでいましたね。
転勤でリセットされない収入軸をもちたくて
——コロナ禍やライフイベントが重なって、ネイルに繋がりそうな在宅スキルを身につけたいと思われたんですね。いま、コース受講以外に動画コミュニティのサポ隊もされていますが(※1)なぜ動画に興味を持たれたんでしょうか?
動画編集のスキルを身につければ、ネイルチップのオンライン販売に活かせると思ったんです。
これまでも宣伝のためにInstagramで画像の投稿はしてきたんですけど、やっぱりリール動画の方が認知されやすいみたいなんですよね。なので、動画編集を学んでリール動画に力を入れたいなと。
——ネイルチップのオンライン販売に活かすためだったんですね。オフラインでもネイルの仕事はされていますよね?
はい、ありがたいことに多くのシーメイトさん(SHElikes受講生の総称)にオフラインでネイルをさせてもらっています。ただ、オフラインのみだと夫の転勤で引っ越すたびにお仕事がゼロからになってしまうので、ネイルチップのオンライン販売もさせてもらっていて。
——オンライン販売なら、引越しと関係なく続けられそうですね。
そうなんです。リール動画がきっかけでネイルチップを買ってもらえたらラッキー!という気持ちで動画編集の学習を進めています。
▼haluさんInstagramのリール動画。あっという間に素敵なネイルチップが!こんなネイルで指先が彩られたら、PC作業も捗りそうです。
好奇心から踏み出したライターの道
ライターと同じ目線で世界を見てみたい
——ライターも、ネイルの仕事に活かすために始められたんでしょうか?
いえ、初めは単純な好奇心からでした。というのも私「なんで!?」という好奇心が昔からめちゃくちゃ旺盛で。人と話しているときも「この人の頭の中はどうなっているんだろう」って考えています。相手の人の脳内を探れる感じがして楽しいんですよね。
ライターのシーメイトさんと話していると、みなさん表現力が豊かな方ばかりだなと感じます。「ライターの方の脳内ってどうなっているんだろう?私も同じ目線で世界を見てみたいな」と思ったんです。それが、ライターのお仕事に興味を惹かれたきっかけですね。
たとえばきれいなものを見たとき、ライターのみなさんはきっと「きれい」「すごい」以外の、ありきたりではない言葉で気持ちを表してくれる。
自分もライターのスキルをつけてそんな表現ができたらすごく嬉しい。それに、みなさんの言葉を素敵だなと思うだけじゃなく「どうしてそう表現をしたのか」を読み解けるようにもなるかな、と。
——きっかけは好奇心だったんですね。
そうですね。ただ、ネイリストもマネースクールのコーチも接客業で、どんな言葉で話すかが大事だと考えています。なので、ライターとしてスキルを身につければそれらの仕事にも活かせるかなとは思いました。
ボキャブラリーや表現のバリエーションを増やして、伝えたいことをもっと的確に表現できるようになりたいですね。お客様にとって、もっと信頼性の高い言葉を話せるようになりたいと思っています。
どんなライターを目指せばいい?迷いを打開できた理由
——ライターを目指すと決めてから、初めにどんなことをされたのでしょうか?
ライターのお仕事が気になり始めたタイミングでライタースクールの受講生募集があって、すぐに入会しました。尊敬しているシーメイトさん数名が立ち上げたスクールで、ライティングに特化しているんです。そこでライティングをしっかり学び、ありがたいことに、ほどなくしてライターとしてお仕事をいただけるようになりました。
スクールでスキルを学んで「こういうお仕事がしてみたいです」と発信してからお仕事獲得までが、めちゃくちゃ早かったんです。
でも最初は、どんなライティングをやっていくか正直しぼれなくて。ライティングの種類って、インタビューやエッセイ、SEOなどいろいろありますけど、どれもピンと来ませんでした。
——そうなんですね。そこからどうやって方向性を定めていったんですか?
スクールの卒業課題として講師の先生にインタビューさせていただいたんですけど、そこでの気づきがかなり大きかったですね。
その先生は「それまでの仕事経験に関する記事をメインで書いている。自分はそれが書きやすい」とおっしゃっていて。
それでいくと「私、銀行員を10年間していたな」「育児についても、悩んだり調べたりした経験があるな」と。経験を活かしてそれらの分野で書けるんじゃないかな、と気づいたんです。
それまでは「自分で強みを作らなきゃ」「探し出さなきゃ」みたいに思っていました。
けれど「今のままの自分に、実は強みがあるかも」というのが、私には目から鱗で。「今の自分で書ける案件」を探すようになりました。
そうしてクラウドソーシングサイトなどでお仕事に挑戦していたところ、まさに金融と育児に関する案件をスクールの先生からご紹介いただいて。いま、そのお仕事で月8本の記事を執筆しています。(※2)
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たくさん「点」を打つ意識で行動を。それらが繋がり「自分だけのキャリア」という線になる
思わぬことでフットサルが上達。その気づきが行動の原動力に
——ご自身の強みに気づいて行動・発信されてから、順調に仕事を獲得されていったんですね。ずっと新しい挑戦を続けられていますが、何が行動の原動力なんでしょうか?
「やらなかったこと」って私は結構覚えていて「絶対に後悔したくない」という思いから、気になったことに対してあんまり我慢できなくて(笑)ピンと来たらすぐ行動したくなっちゃうんですよね。
あとこれは一つの経験談として聞いてほしいんですけど、小学生ぐらいからフットサルをやっていて。
——フットサル!どのポジションだったんですか?
キーパーをやっていたんですけど、先生に任されたからやっていただけで本当は「キーパーなんてやりたくないな」と思っていました。ボールは怖いし痛いし、どう練習すればいいかもよくわからないし。なんとなく中学高校ぐらいまで続けていたんですけど、大してうまくならなくて。
高校生になって、学外でのフットサルとは別に、バレーボール部に入部しました。身長が高いので、熱心に顧問の先生に誘われて。入部したからにはと、3年間バレーボールを一生懸命がんばったんです。その結果、気づけばフットサルのゴールキーパーがうまくなっていたんですよ、すっごく。バレーボールの練習で動体視力が上がって、ボールの見え方が変わったとかなのかな。
「全然関係なさそうなことが実は繋がっていた」という発見が、私のなかで大きくて。バレーボールをがんばったらフットサルのキーパーがうまくなるなんて、たぶん誰も思いませんよね?(笑)
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全然関係なさそうなことも実は繋がっている
それからは「気になったことは全てとりあえず行動してみる」のを大切にするようにしています。
「いろんなことに一生懸命チャレンジしていたら、きっと何かに繋がるよね」
「もし何かうまくいかないことがあっても、そのときできることに精いっぱい取り組んでいればいつかできるようになるよね」と。
——歩みを止めないのが大切なんですね。
もちろん休む時間も必要なんですけど、何か壁にぶつかったとしても「関係なさそうなことでもいったん進める」のを大事にしています。
たとえばSHElikes入会後、不安を感じることもありました。いろんなチャレンジをしつつも「知識を広げるばかりで、お仕事に繋がらないかも」と考えてしまったりして。
それでも「何かを進める」のを大切に、そのときできることに精いっぱい取り組みました。立ち止まらずに進めば状況は上向くと思っています。
あと、ネイルチップが売れなかったりして悩んでいたときには、他のことをがんばっているうちにその状況が好転したこともありました。ライターのお仕事に一生懸命取り組んで、ネイルのInstagramも頻繁に投稿して、SHElikesのコミュニティサポ隊もがんばって。そうしているうちに、初めてフリマアプリからネイルチップを一つ売ることができたんです。
——立ち止まらず進むうちに、状況を打開できたんですね。
そうですね。いろんなことをやると、それらが後から急に繋がってきたりしますよね。
「いまがんばっていること」がどんな意味を持つかそのときはわからなくても、「実は他の行動と繋がっていて意味があった」って後からわかったりして。
行動という「点」をたくさん打つ。気がつくと点と点が繋がって「線」になっている。そう思って、「点」を打ちまくっています!
仕事もプライベートも全部諦めない。その根底にある強い想いとは
読者の方の選択肢を広げられるライターに
——どんなことも一生懸命に取り組めば何かに繋がるんですね。次々にやりたいことを叶えられていますが、これからどんなキャリアを築きたいですか?
ライターとしては、人の選択肢を広げられるような記事を書きたいと思っています。
たとえば、マネーコーチの仕事で資産形成について話をすることがあるんですけど、知識がないから選べないとか損しちゃうというのが、めちゃくちゃもったいないと思うんです。知識を持ったうえで選べるといいよねって。
ライターに興味をもったのも、根っこにはその思いがあるのかなと最近思っています。
金融やネイル・美容、育児のことを、経験と知識を活かしてわかりやすく発信していきたいです。
そのためにも今は、とにかくライティングの基礎力を高めたくて。原稿に赤入れをいただいたら2度と同じミスをしないように、過去の赤入れ箇所を毎回全て見直すようにしています。
やりたいことは中途半端にしない。自分は自分でいたいから
働き方全般については、軸を複数もっていたくて。
ライターやマネーコーチ、動画編集、そのほか興味のあることにチャレンジしながら週2〜3でネイリストのお仕事をするイメージですね。
いろんなことに挑戦してみて「いつの間にかそれら全てが相乗効果を生んでいる」のが理想。一つに限定するよりも、いろんなことを並行して進めながらキャリアを築きたいと思っています。
それとやっぱり、仕事だけでなく自分や家族の時間も取れるようにするのが大事ですね。
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——ライター、ネイリスト、マネーコーチ、新たな挑戦、家族との時間。どれも大切にされたいんですね。
私、全部諦めたくないんです。子育て中のママではあるけれど、仕事もしたいし、その時々で挑戦したいこともある。
「ママ」という記号ではなく、「haluとして」見てほしい。ママという肩書き以前に「“haluが”ママである」と思っていて。自分は自分でいたい。だからこそ、やりたいことを中途半端にしたり諦めたりしたくないという想いをとても強くもっています。
そういう話を夫にはずっとしていますし、日々何でも筒抜けに喋っていますし、なにかと協力をあおぐようにしています。
やりたいことを話すとほぼ100%「いいじゃん、やってみたら?」と言われるので「いいか、トライしちゃうか!」という感じで、なんでもやってみています。
——価値観を共有してパートナーから応援されているって、とても素敵です。
喧嘩もしますよ!
それと実は私、ご飯を食べるよりも寝るのが好きで(笑)
もう何よりも睡眠が大事なので、質のいい睡眠が取れるような生活をしていきたいですね。ちゃんと気持ちを整えて寝て、朝はスッキリと起きて。余裕がすべてだと思っているので。
少しずつでいいし、常にとはいかなくても、丁寧に生きられる日を増やしていきたいですね。
気持ちと時間の余裕を大事にしながら、理想のキャリアやライフスタイルに向けてこれからもがんばりたいです!
「こうなりたい」にまっすぐで、どんなときも歩みを止めないhaluさん。
しなやかな強さや誠実さがにじむ雰囲気と、エネルギッシュで朗らかな笑顔が印象的でした。
今後もhaluさんのご活躍を応援しています。
取材を受けてくださり、ありがとうございました!
写真提供/haluさん
取材・執筆・画像作成/えい
スペシャルサンクス/久保みのりさん
※1、※2…取材時点(2024年1月)
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▼note
本記事は、SHElikesインタビューサークル「あのシーメイトさんってどんな人?」の活動として、えいが自主企画したものです。
当該インタビューサークルは、シナリオ&取材ライターの久保みのりさんが立ち上げました。
詳細は以下の記事をご参照ください。