【詩】君屑

君が星屑に崩れるのならば
無重力を泳いで探しにいけるのに
拾い集めた君屑を
ガラスの小瓶にかろかろ入れて
毎夜抱きしめて眠るのに
毎朝光に透かすのに

君の輝らめきが崩れる
その瞬間すら
愛してやまないのに

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