北海道の絶滅キノコ「スナタマゴタケ」
過去の作品より、憧れを込めて「スナタマゴタケ」“Chlorophyllum agaricoides" を描きました。
この地下生菌は1930年に北海道の石狩湾(北海道小樽市銭函海岸)で目撃例があり、この時採集された標本は永らく所在不明となっていたそうですが、一昨年に再発見されたとの事。
環境省レッドリスト掲載地下生菌 (スナタマゴタケ、 ハハシマアコウショウロ、 シンジュタケ) の再探索と分布の現状について
折原 貴道 、保坂 健太郎、山本 航平、大前 宗之、畠山 颯太、糟谷 大河
https://jats-truffles.org/wp-content/uploads/truffology/vol_3/T2020-3_Orihara_et_al_10.pdf
90年以上も見つかっていないの日本では絶滅種に指定されています。(海外にも分布。)
再発見されて欲しいので、石狩周辺の海にお出かけする方は注目して探してみてください。
川崎映