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詩が結ばれる刻(101〜)

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詩のマガジン第二弾です。 第一弾が100篇目に到達したので新しくマガジンを設立いたしました。 賞味期限はありませんが、たまに腐っているものが混入しておりますので、ご自身の責任の…
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待つと移牒

待つと移牒

あなたと私は違う

だから、仲良くなれる

あなたと私は違う

だから、わかりあえる

あなたと私は違う

だから、お互いがよく見える

あなたと私は違う

だから、もっと知りたいと思う

あなたと私は違う

だから、自分のことも

あなたとの違いも

深く、理解することが

できるようになりました

どうしてこうなった

どうしてこうなった

なんだかみだれてる

ここにねっころがって

ころげまわって

あおぞらをみたんだ

もやもやしたなにかを

そらがすいとってくれたみたい

かぜにふかれても

けしていろあせない

この はなばなのように

まっさらなきもちを

たいせつにするね

みつけたよ

みつけたよ

たいせつなきもち

じぶんのなかに

ねむってた

いえなかったこと

できなかったこと

じぶんをいつわって

やらなかったこと

いまからでもおそくない

きがつけたなら

ときはなてるはず

あのそらにむかって

おもいきり

いきをすいこんで

はじまりは いつもここから

夕暮れの月

夕暮れの月

ずっとそこにいたのに

夕方になって気がついた

太陽を追いかけて

沈んでいくのでしょうか

あなたが作る

夕焼けの中にいても

けっして

染まることのない月は

今宵あなたと

どんな夢を

見るのでしょうか

こころの花

こころの花

あなたを想って咲いてます

もう散る前だけど

あなたを想って咲いてます

あえなくても

この気持ちは消えない

冬が来ても

次に繋がる

来年も

再来年も

きっとまた

あなたを想って咲いてます

別々の個体

別々の個体

ねえ

いつだって

私はあなたのそばにいる

ねえ

いつだって

あなたは私の中にいる

ねえ

そんなことを考えてしまうのは

私だけなのかな

あなたは

なにも感じてはいないのかな

ねえ

ほんとうに

ひとりよがりなのですか

勝手に

大好きになっちゃって

ごめんなさい

たとえばなし

たとえばなし

光があれば

影ができる

太陽だけ見ていたら

影の中の大切なものに

気がつけないかもしれない

日陰に逃れて

安住するのもいいけれど

自分自身が

穏やかでやさしい光を放てば

暗闇でも

うまく歩けるかもしれない

どこかへ続く無数の道が

自分でも歩いていけそうな道が

そこに存在することに

気がつけるかもしれない

光の中を歩くだけが正解でもないし

闇を彷徨うのが間違ってるわけ

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リ・ユースではなく…

リ・ユースではなく…

くるくる くるくる

リサイクル

私の思考も

リサイクル

リユースでも

リデュースでもなく

新たに作り変えられる

進化してるのか

退化してるのか

洗練されてるのか

失っているのか

兎にも角にも

リサイクル

くるくる くるくる

リサイクル