結局わたしは大人中の大人だった話。
生まれて38年が経過して、世の中的にはもうすっかり大人ですが、自分の心の中には、子どもがまだまだいるんだと自負しておりました。
が、しかし違った。
わたしは完全なる大人でした。
一つ前の記事の反響としていただいたメッセージにあったのは
わたしは、内容云々ではなく、誰に読んでもらうかだなぁ。
というものでした。
そうです!そうなんです!その通りなんです!
大好きな大人や、信頼してる人の声で絵本を読んでもらう、肌を寄せ合い1つの絵本をはんぶんこ。
それそれ!それが1番大切!!
でも、一つ前の記事を書いてる時には自分のバックボーンと重ねすぎて、絵本の内容に集中しすぎた!反省を通り越して猛省です。
多分これも、自分が子ども時代に、子どもとして生ききってこれたのか?という疑問を添えて…
わたしは、子ども時代に絵本を読んでもらった記憶がほぼありません。大人になってから、絵本に改めて出会い、大人としてしばらく絵本を楽しんできました。なので言葉に敏感であり、自然と内容に自分なりの意味を持たせてしまいます。
ですが、そんな私も絵本講師の学びを進める中で、自分の中にあった子どもの頃の記憶や、周りの大人たちが与えてくれた影響などに、ハッキリではないですが気付くことができました。
ただ、その記憶と、誰かの声とが残念ながら繋がりません。
でも、これも絵本が気付かせてくれたこと。
絵本は自分に気付いて、自分を知ることができるものだと思っています。
ここまで読むと、なんだか劣等感の塊みたいな文章になってしまってますが、本人は至ってポジティブです。
私が今、こうやって絵本のことを伝えていきたいって思っているということは、幼少期から今までに何かしらの土台が出来ていたわけで、それは絶対に自分1人じゃ作れなかったはず。
となると、やはり周りの大人たちが手伝ってくれていたからなんですよね。
その方法が、たまたま絵本の読み聞かせではなかっただけのことで、そこに劣等感を持つ自分を知ることができたのも、それならば息子と一緒に絵本をたくさんたくさん楽しみたいと思っているのも、えほんがかりに行き着いたのも、全部土台をつくってくれた人がいるから。
それに気付かせてくれたのも、私の場合は絵本でした。
今も、絵本があるからこのnoteが書けており、絵本があるからメッセージで繋がって、絵本があるから反省も猛省もして、絵本があるから人になっていけてるんだと思います。
そんな私だから、言いたい。
人生の土台作りは、絵本の読み聞かせで♡