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[レビュー] ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

こんにちは。今日も絵本のレビューを行います。本日は「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」というタイトルです。この本は絵本というより、挿絵付きの児童小説で、対象年齢も小学校中学年以上ですが、大人気でテレビアニメ化もされているため、ぜひ取り上げさせていただきたいと思いました。

人気があるだけに手に取ってみたいけど本当のところはどうなのだろうと気になってしまいますよね。そんな方にぜひ今回のレビューを見ていただきたいです。よろしくお願いします。


概要

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
廣嶋玲子 著
jyajya イラスト

おすすめレビュー3選

📚 Review 1

「アニメでは書ききれない細かいことが沢山。その面白さに、テレビ大好きな我が子も、アニメ<本になりました。」このレビューは、アニメも見ているお子さんを持つ親御さんからの視点で書かれています。アニメを見ていても、本には更に面白い点があると書かれており、読者にとって「どんなところが面白いのだろう」と興味を引く内容になっています。

📖 Review 2

「翌日、学校で二巻を読み終えたらしいです。休み時間全て潰してまでして読みふけり、帰宅して一巻の表紙絵をみながら、本編に登場した駄菓子を探したり、何度も読み返していました。」このレビューでは、息子さんがこの本に夢中になっている様子が具体的に書かれています。特に、休み時間全てを使ってまで読みふけったというエピソードは、この本の面白さを強く印象づけています。

🌟 Review 3

「「これ、おもしろいなぁ。」となかなかの反応。私も読んでみましたが、紅子さんの独特の語り口調、その容貌、駄菓子屋に並ぶ商品の不思議感・・・。グイグイ引き込まれてしまいました。」このレビューでは、親子でこの本を読んだ感想が書かれています。子どもだけでなく、親も「グイグイ引き込まれてしまった」と書かれており、幅広い年齢層に楽しめる本であることが伝わってきます。

この本の特徴

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の物語は、駄菓子の不思議な力を中心に展開されます。読者は、予測不可能な展開に引き込まれ、物語の中での選択が運命を左右するというテーマに深く考えさせられます。紅子が勧める駄菓子は、使い方次第で幸せにも不幸にもなるため、読者はその結果にハラハラドキドキします。

各話が独立しているため、どこからでも読み始めることができるのが『銭天堂』の大きな魅力です。短編形式でありながら、毎回異なる駄菓子とその効果が描かれ、読者を飽きさせません。紅子が渡す奇妙なお菓子は、物語にバラエティを与え、読者を次々と新しい冒険へと誘います

紅子のキャラクターは物語に深みを与え、読者を惹きつけます。彼女の駄菓子は、訪れる人々の運命を大きく左右します。紅子の存在は、物語の中での選択がどのように影響を及ぼすかを示し、読者に深い印象を残します。彼女の神秘的な魅力が、物語全体を支えています。

駄菓子の効果が現実の問題とリンクしている点も、『銭天堂』の魅力の一つです。読者は、駄菓子を通じて自身の悩みや問題を投影し、共感を呼びます。例えば、泳げないことをコンプレックスに感じている主人公が駄菓子を通じて成長する姿は、多くの読者にとって心に響くものです。

『銭天堂』の物語では、選択が運命を左右するというテーマが強調されています。駄菓子を手にした人々は、その使い方次第で幸せにも不幸にもなります。このテーマは、読者に自身の選択の重要性を考えさせ、物語を通じて深い教訓を与えます。選択の結果がどのように展開するかを見守ることが、読者にとっての大きな楽しみとなっています。

購入者の感想

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』のレビューの中で特に印象的なのは、駄菓子の力を使いこなせるかどうかはその人次第であるというテーマです。紅子さんが提供する駄菓子は、使い方によって幸せにも不幸にもなり得るという設定が、読者に深い考察を促します。このテーマは、運命を自らの手で切り開くことの重要性を示唆しており、読者に自己責任の重さを感じさせるものです。

紅子のキャラクターについてのレビューでは、他の作品のキャラクターと似ていると感じる読者も多いようです。特に、青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』に登場する小町さゆりと雰囲気が似ているという意見があります。紅子の神秘的でありながらも親しみやすいキャラクターは、読者にとって魅力的であり、他の作品との共通点を見出すことで、さらに物語への興味を深める要素となっています。

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の駄菓子の名前は非常にユニークで、物語に引き込まれる要素として高く評価されています。例えば、「どす恋まんじゅう」や「ケンカ上糖!」といった名前は、駄菓子の持つ不思議な力を想像させ、読者の興味を引きます。これらの名前は、物語の中でどのように駄菓子が使われるのかを予感させ、読者を物語の世界に引き込む重要な役割を果たしています。

Audible版の感想

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』はAudible版としてオーディオブックとしても販売されています。こちらもテレビアニメとは違った趣があると評判です。Audible版のレビューもいくつかご紹介します。

ちなみにナレーションは石田 嘉代さんです。

  • 「聞いてると楽しくなる! 途中に変なことが起きて最後いいことが起こり面白い」このレビューは、音声の内容について具体的に言及しつつ、それが「楽しい」という感情につながったことを端的に表現しています。

  • 「ナレーションも良かったです。」音声コンテンツにおいてナレーションは重要な要素です。このレビューはナレーションが優れていることを明確に示しており、音声の質の高さを期待させます。

  • 「ゆったりと、優しい気持ちになりました。昔話のようで、孫たちが小さな頃に聴かせてあげたかったな。」音声を聞いた後の感情の変化を具体的に表現しており、聞いている人が穏やかな気持ちになれる作品であることを想像させます。

Audibleは現在2ヶ月無料キャンペーン中ですので、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』Audible版も無料で聴くことができます。2024年10月2日まで。この本はシリーズで20巻を超えていて、いずれもこのキャンペーンで無料視聴できますので、気になったらぜひ視聴してみてください。
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まとめ

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、望みを叶えたい人々が訪れる不思議な駄菓子屋を舞台にしたオムニバス形式の物語です。店主の紅子が勧める駄菓子は、食べ方を間違えると恐ろしい事態を招くこともあります。

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