たまねぎさんの おさんぽ
八百屋さんの たなの うえで、
たまねぎの きょうだいが くらしていました。
おとうさん たまねぎと おかあさん たまねぎと
ちいさな あかちゃん たまねぎ。
まいあさ、たなの まえを
がっこうへ いく こどもたちが とおります。
「おかあさん みてみて!」と あかちゃん たまねぎは
たのしそうな こどもたちを ながめていました。
あるひ、おみせに きた おきゃくさんが
こんな はなしを していました。
「このたまねぎ、しゅんの あじが するわね。
こうえんの そばの レストランで りょうりして もらおうかしら」
あかちゃん たまねぎは ふしぎに なりました。
「レストランって なあに? こうえんって どんな ところ?
がっこうに いく こどもたちは なにして あそぶの?」
「おとうさん、おかあさん
そとの せかいを みに いきたいな」
はじめは しんぱいした おとうさんと おかあさん。
でも あかちゃん たまねぎの ゆめを おうえん することに しました。
ある ゆきの ふる あさ、
たまねぎ かぞくは こっそり おさんぽに でかけました。
がっこうでは、こどもたちが ゆきだるまを つくっていました。
レストランでは、おいしそうな においが ただよっていました。
こうえんでは、わんちゃんたちが たのしそうに はしっていました。
「わあ、そとの せかいって たのしいね!」
あかちゃん たまねぎは にこにこ わらいました。
ゆうがたに なって、
たまねぎ かぞくは やおやさんに かえってきました。
「ただいま!」
たなの うえの やさいたちは みんな びっくり。
にんじんさんも キャベツさんも だいこんさんも
「どんな ところだった?」と きょうみしんしん。
あかちゃん たまねぎは うれしそうに おはなし しました。
「でもね、やっぱり このたなが いちばん
あったかくて すてきな おうちだよ」
それから たまねぎ かぞくの おはなしは、
やおやさんの だいにんき ものがたりに なりました。
さて、つぎは どの やさいが
ぼうけんに でかけるのかな?
おしまい
いかがでしたでしょうか?
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