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11月1日、愛媛県新居浜市
あかがねミュージアムで行われた
「あかがねてつがくカフェ」
に参加しました(先月に続き2度目)。


1.2度目の参加!


今回のテーマは「価値」

参加者は10数人。

テーブルをはさんで対角線上にいる方の声も
十分に聞き取れるくらいの感じです。

年齢層は30歳代から80歳代くらい。


2.テーマは「価値」


テーマの「価値」は、あまりにも幅が広い
という事で「現代人特有の価値」と少し
限定した「価値」について話すことに
なりました。

限定しても、まだまだ広い捉え方の
出来そうなテーマです。

前回参加した際のテーマは「美」だったの
ですが、参加を決めたのが開始7時間前
だったので、あまり考える時間がありません
でしたが、今回は、ある程度の時間の余裕が
ありました。

数日前から「価値」について、ぼんやりと
考えてみたりしていたのですが、いくつかの
事柄について「これは価値があることだ」と
思えるものをリストアップしたりして
いました。

実際に始まると、話し合う内容が具体的な
事象ではなく、どちらかというと抽象的な
表現や、普遍的なことについて話し合う場
になりました。

「現代人特有の」という枠からは、外れて
いた形です。

前回同様、手持ちのものは何もない状態で
臨む形になりましたが、そもそもそういう
自然体で話す場でもあるのかも、と思い直し、
気持ちを切り替えてお話しました。

参加者は挙手制で自分の意見を述べる形
でしたが、積極的に手を挙げ、話す方も
いれば、そうでない方もいたり、という
感じなので、あまり重い感じはありません。

また、哲学者の先生(杉原先生)を中心として
挙手しながら話していく形ですが、先生
自身の意見・考えを述べる時間はとても
短く、どちらかというと、参加者の発言を
上手くまとめて話の方向性を軌道修正して
いく、といった感じです。


3.モヤモヤが良い?

2時間は、あっという間に過ぎていきます。

ずーっと、この2時間の間は考え続けている
ので、とても濃い時間です。

哲学会話後の「モヤモヤが良い」のだ
そうですが、自分以外の他者の意見・
考えを聞くのと同時に自分との対話でも
あり、時間ぴったりに終わるので、今回も
映画が途中で終わり、証明が灯り、急に
明るくなったような感じで幕を閉じました。

哲学は面白いのか、哲学について考えている
時間は有用なのか、意味があるのかない
のか、この2時間は濃かったけれども、
今後にどのように活かすことができるのか、
活かそうと思っていること自体が哲学の
本質とはズレているのか・・・

普段の日常の中で、哲学について考える、
という事はないのですが、月に一度は
こういう時間を持つのも悪くないのかも、
と思うようになっています。


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