全国の「上司」は高津監督のメッセージを読んで学ぶべし
こんにちは、EGUYANです。
個人事業主をしています。
昨日の東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズ戦。
公式戦の最終戦でした。
村神様（村上宗隆選手）が、松中信彦氏以来の三冠王、王貞治氏の記録を超えた日本人最多ホームランを決めるという、野球ファンならヨダレが出るほどの超プレミアムな試合でした。
そして、今年で引退する内川聖一、坂口智隆、嶋基宏の3選手の引退試合でもありました。
試合後に行われた引退セレモニーで、高津監督のメッセージがとても素晴らしかったので、ぜひ読んで頂きたいです。
本日、大事なスワローズファミリーの3人がユニホームを脱ぐ引退試合でした。
内川。あなたのバッティング技術、相手投手、相手ベンチを相当驚かせたと思います。2008年、右打者最高打率3割7分8厘、そして両リーグ首位打者最多安打。記憶にも記録にも残る大打者だったと思います。本当にお疲れ様でした。
ぐっち、坂口。なんとなく昭和感の残る、痛くても痛いと言わない男。しんどくても歯を食いしばってプレーする姿は、われわれが若手に指導するよりも、何よりも若い選手の刺激になったと思います。今は無くなってしまいましたが近鉄バファローズの最後の選手として、今も残る近鉄バファローズのファンが、さみしく、そして大きな拍手をあなたに送っていると思います。本当にお疲れ様でした。
そして嶋。スワローズに来てからはケガとの戦いで、なかなか思うようなパフォーマンスが出せなかったかもしれないですが、あなたがベンチで発するその一声はたまにぷっと来ることもあり、そして選手の背中を押す、すごく勇気の出る一言でした。僕個人としても、少し野村(克也)監督の影を思い出したりする場面もありました。その野村監督も星野(仙一)監督も、いま天国で心からあなたに拍手を送っていると思います。嶋、みんな見ていましたよ。あなたの底力を。本当にお疲れ様でした。
「【全文】ヤクルト高津臣吾監督「嶋、みんな見ていましたよ。あなたの底力を」 今季引退の嶋基宏、内川聖一、坂口智隆へ惜別の言葉送る」より
最後は最後まで残っていたベイスターズファンや全国のプロ野球ファンに当てたメッセージも述べられていました。
こういう上司の下で引退するって、素晴らしいなって思う。
理想的な上司です。
私はBSの中継で観てたけど、このメッセージに当事者でもないのに涙腺崩壊でした。
メモとか見ないで、打率も正確な数字までしっかり覚えてて、ちゃんと選手を見ててくれてたんだなっていうのがわかる。
全国の「上司」のみなさん。
みなさんはちゃんと部下のいいところをちゃんと見ていますか？
悪いところばかり見ていませんか？
部下は上司をちゃんとみてますからね。
管理や監視ばかりで縛り付けたり、ちょっとのミスで怒鳴ったりしたらダメですよ。
指導力不足を自ら認めてるようなもんですから。
自分の前職の上司は、高津監督とは真逆だったな･･･
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