誰も教えてくれない正しいビジネス書の勉強方法【インプット】【知識は力なり】
こんにちは、松竹です。
コンサルティグ時によく言われる質問として「他に読んだ方がいいビジネス書はありますか?」とよく聞かれます。
これ、前回の記事でも書いたと思うのですがそもそも勉強する目的ってなんですか?成果を出すためですよね。よく知識自慢をするオジサンたちがいますがぶっちゃけあんなの痛いんですよ。
成果を出すことを目的にしていると意外と早く効果が出ます。
あるDMのキャンペーンをやるだけで3名の集客ができたりとか、ちょっとした売上アップの施策を試しただけで月平均の売上が10%上がったりとか。
こんなことが起きます。それは下記のような勉強方法を試しているからなんですね。
うまくいかない原因を突き止めよう
闇雲に勉強をしたりしても仕方ありません。いろんなビジネス書を読み漁っても、やるべきタスクを増やしてもあなたの状況はよくなりません。
それはなぜか?うまくいかないのには原因があるからなんです。
まずは原因を突き止めましょう。原因を突き止めて初めて勉強することを選ぶんです。
病気でも体の痛みでもなんでもそうですが原因も知らずに薬を飲むことはしませんよね。原因に対して違うアプローチをする薬が病気を治せるはずがありません。
だから闇雲にビジネス書を読んだり、セミナーに参加したりすることは無駄なんです。この原因を突き止めてから勉強しましょう。
例えば僕の場合、
集客ができれば有料サービスを受注することができると思っていました。
DMやネット広告で集客をすることができたのですが対面でお会いしたときにセールスする能力がなく有料サービスを受注することができませんでした。
このときには何がうまくいかないのかわからず、とにかくいろんなノウハウを勉強していましたね。結局、空回りしていました。
何度かお客さんに売り込んで断られて、そこでセールスする能力が不足していることに気づいたんですね。
調べて考えよう
うまくいかない原因を特定したらその原因を取り除いてくれるノウハウを調べましょう。このとき間違ってはいけない先生選びです。先生選びを間違えると大変な目にあいます。先生選びのポイントとしては‥
・ロジックを説明できるかどうか?
・精神論で片付けていないか?
・再現性があるかどうか?
・一貫性があるかどうか?
この4つです。1つ目のロジックを説明できるかどうか?
よくあるビジネスノウハウだと「〇〇で儲かりました!」みたいなキャッチコピーでありふれています。そしてこういったノウハウの場合、ほとんどが成功要因が語られていません。(ある出版社の話だとすべて後付けしているだけという話もありますが‥)
そのわりに成功者の真似をすれば成功するとか言います。
先ほどもお伝えしたように問題には原因があるように、成功にも要因があります。どんな手品にもタネと仕掛けがあるようにそれを語ることができなければ他の人が真似をしても効果はありません。
例えば、女性誌でよくある男をオトす小悪魔テクニック、
ボディタッチをする、上目遣いをする、膝に手を置く、男に気持ちよく語ってもらう、仕事のことを聞いて褒めちぎるなどのテクニックがあります。
しかしこれらのテクニックは可愛い女の子がやるからこそ成立します。ブスな女の子に膝に手をおかれたり、上目遣いをされても萎えるだけです。これは女性だって同じことをされても嫌ですよね?
「男を落とすテクニックは可愛い女の子だからこそ通用するんだよ。」というロジックを説明できるかどうか?表面的なことを真似たとしても意味はありません。
もちろん何も考えなしにチャレンジしてみるのもアリです。しかし勝算のないことに勝負をするのはあまりにも無謀です。
勝算のないギャンブルのような商売をしていると自分の家族にも言えます?従業員にも言えます?知り合いの経営者にも言えますか?
2つ目の精神論で片付けていないか?
もちろん、あなたのビジネスへの熱い想いは大切です。行動量を増やすなどは当たり前です。しかしそういった思いがなくても失敗する時は失敗するし成功する時は成功するのです。
よく毎日24時間仕事のことを考えろとか、思いや情熱が足りない!とか発信している人はいますが
仕事のことを考えても美味しそうなラーメン屋さんがあれば食べたいと思いますし、可愛い女の子とすれ違えば「あの子可愛い」ってなりますよね。
視界に入れば思考は奪われます。とうてい無理な話です。
そういった根性論、精神論で教えるような先生のいうことは再現性がないのでやめてください。
正しい行動をしていれば情熱や思いに関係なく成果は出ますから。
3つ目の再現性があるかどうか?
たまにビジネス書では著者の武勇伝を並べる本があります。
「これ、あなただからできたんでしょ!」「その時代だからできたことでしょ!」と思うことってありません?
よくあるのが社長に直談判をして大きな契約を結ぶことができたとか、とんでもない成功者からビジネスアイデアを教えてもらったとか、、、
たまたまうまくいったことが取り上げればドラマティックな演出になります。
でもそれらのことが日常的に起きているわけではありません。そんな奇跡のようなことが起こるのを期待するよりも今こうしている間にやれることを積み上げるべきです。
教えている内容がステップバイステップでできるかどうか?をチェックしましょう。
4つ目の一貫性があるかどうか?
これは先生ではなく人として当たり前のことです。言うことが変わる人は信用できません。
もちろん時代のトレンドに乗ることは重要です。状況によっては発信する内容を変えることもあります。しかし言うことがよく変わる人はお客さんを食い物にしているとも取れます。
とはいえ、物事には一貫した普遍的な法則があります。その普遍的な法則を昔から発信し続けているかどうか確認してください。
行動し改善していこう
それでは早速行動していきましょう。しかしたったの1回、2回で成果が上がることはありません。大量行動は大前提です。
YOUTUBEの動画もブログもたった1本、2本ではアクセスは集まりません。何度も投稿をしてみてアナリティクスなどを見ながら改善していきましょう。
なぜ改善しないといけないのか?ビジネス書やセミナーの内容は大衆向けに書かれています。どちらかというと薄っぺらい内容です。つまりあなた専用に最適化されてないんですね。
例えばブログなら10本書いてみて改善していく、また10本書いてみて改善していく、という流れでしょうか。そもそも何も考えなしにやり続けることはバカでもできます。改善するときも原因が何か?調べて考えて動いてみましょう。
知識は力なり。だけど…
知識は力なり、愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶと言います。とはいえそれは自分に最適化された知恵ではありませんし、やってみてはじめてわかることもあります。
その賢者の話す内容にも再現性のないものもありますし、自分に適したものではないものもあります。変なノウハウにお金を出さないためにも自ら調べて、考えて行動することが大切です。(これを超行動といいます。調査する、考察する、行動する)
よくあるのが情報商材や怪しい投資案件にひっかかるパターンですね。(僕も信用していた人に一発ヤられたことがあります。これは良い経験です。)
目的を決めて、原因を突き止めて信頼のあるノウハウを選んで行動しましょう。この時はバカになってみて行動してみてください。
調べる、考えることも重要ですが、経験が少ないうちは考えずに行動することも重要です。そういった経験こそが最強のノウハウです。
自分で調べるのが面倒くさい、どれが正しい知識なのかがわからない、自分の成長を止めている原因が何かわからない、であればコンサルタントに頼んでみるという手があります。
こちらも合わせて読んでください!