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酒列磯前神社

写真展が終わったら、DIC川村記念美術館に行こうと思っていて、先日、実際に車を飛ばして行ってきた。
いちばんの目的は、マーク・ロスコの大作「シーグラム壁画」を展示している、かの「ロスコ・ルーム」。
DIC川村記念美術館は、残念ながら来年3月末での休館が予定されており、その前にどうしても見ておきたかった(体感しておきたかった)。
館内は撮影不可、しかも当日は雨降りで、広々とした庭園の写真も数えるほどしか撮らなかったから、美術館への訪問記は記事にしないかもしれない。すでに大勢のnoterさんが投稿しているし、ね。
自宅のある福島県福島市から千葉県佐倉市へ向かうルートは、大別して二つ。東北道を使うか、常磐道を走るか。潮の香りをかぎたい気分だったので、後者を選んだ。途中、何箇所か寄り道をした。
ていうか、寄り道が本来の目的だったりもする。


茨城県ひたちなか市。阿字ヶ浦海水浴場のほど近く。酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)は、平安時代の中ごろに創建された古社で、一時途絶えたものの、徳川光圀のひと声で再興が始まったという。
海の中に立つ鳥居で有名な、大洗町の大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)とは兄弟神社にあたるそう。両社はまるで那珂湊のまちを護るように、南北に分かれて建っている。

見るからに土地の力を秘めたロケーション
一ノ鳥居をくぐって…
参道は立派な樹叢(じゅそう)で覆われている
この雰囲気、たまらない!
複雑かつ隆々と幹を伸ばすタブノキ
愛らしい狛犬ですね
阿型?
こちらは吽型かな?
ますますカワイイ!
藪椿の大樹越しに拝殿を
本殿
神馬像
「海の見える鳥居」は、結構有名な撮影スポットらしい
潮風になびく

参拝者はけして少なくないのに、不思議と心落ち着く。
ぜひ再訪したくなる神社だった。


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